- 一般画像認識の簡単なデモを取り上げます。ここでの目的は
Colab
の操作に慣れることです。 - 一般画像認識のデモですから神経心理学との関連から,以下のように考えることが可能です。この画像認識モデルの一部を破壊することで,物体失認 や 無視 といった 神経心理学的症状のシミュレーション が可能になると考えられます。視覚野に照射された網膜像からの信号が側頭葉の腹側視覚経路,頭頂葉の背側視覚経路を通って発話に至る過程のモデルと考えることができます。
実習#
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ディープラーニング体験デモ こちらをクリックすると別タブで GitHub レポジトリ上の
Colab
ファイルが開きます。この画面中央にある "青いアイコン"1 をクリックすることで実際のColab
ウィンドウが開きます。 本特別企画では実習のすべてはColab
上で行います。 -
上記
Colab
ファイルの実習を YouTube 動画(未作成)にしました。手順の確認にご利用ください。 -
Jupyter notebook,従って
Colab
では,1 つのプログラムが小領域に分割されています。 各領域を "セル" と呼びます。Colab
ではセル単位に実行することが可能です。 各セルは "シフトキーを押しながらエンタキーを押す" ことで実行されます。
Yamins ら(2014,2016) の CNN と脳部位との対応#
- Yamins ら ( 2014, 2016) によれば下図のような対応を考えることが可能です。この主張に従えば CNN の各層を破壊もしくは機能不全にすれば視覚障害をシミュレートすることが可能になります。
参考文献・読み物#
- 浅川伸一 (2019) 人工知能,太田 信夫(監修) 浮谷 秀一(編) シリーズ心理学と仕事 9 知能・性格心理学,第2章,北大路書房
- 浅川伸一 (2019) 知識を拡張する道具,労働新聞 平成31年3月25日号, p.11.
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実際のアイコンの "見え" はこちらです ↩