なし
履修者が確定したので,G分けを確認.
来週からG発表開始:
毎週グループ単位で交代で,授業のはじめに,前回の学習内容のポイント(用語・概念・プログラミングのパターンの説明)を発表してもらいます.グループの誰が発表するかは当日指名するので,グループ構成員全員が良く理解しておくことが大切です.この発表もグループの成績として評価し,グループ構成員の成績に加味します.この発表をするためには,1週間の間にグループでよく打ち合わせをして,何を学んだのかをまとめておく必要があります.
発表の方法としては,パワーポイント,Webページ,黒板,資料配布などが考えられます.
・掛け算の記号(*,Z*)と割り算の記号(/,zV)
・フローチャートの書き方はもっと先でまとめてやります.
・練習問題2-2
・List3-1,3-2,3-3,3-4,3-5は入力済み.
・変数;データ(値)を記憶する箱のようなもの.変数を定義すると,メモリ上にデータを入れておく場所が確保される.どれだけの場所を確保するかは,変数の種類(型)によって異なる.だから,「変数の型」を勉強する必要がある.また,変数の名前と型は無関係.
・変数は,使用する前に,どのような種類(型)と名前の変数を使うのか宣言しなければならない.
・変数の操作;プログラム(main関数)の最初にまず定義.そしてプログラムの中で代入したり参照したりして使用.
・Cの変数には型がある;整数(int),浮動小数点数(float),文字(char),...
・代入(x = 4;)と参照(x)
・浮動小数点数の表示(出力変換指定子"%f"の使い方."%f8.2")
・キーボードからデータを入力する方法
・関数gets();標準入力(キーボード)から文字列を取得する関数
・Cの文字列は文字の配列
・関数atoi();文字列を数字に変換する関数
教科書List3-4の説明
-------+---------- [書式] |出力結果 -------+---------- |1234567890 (桁数) -------+---------- [%f] 12.340000 ; 精度はdefaultの6桁. [%6f] 12.340000 ; 精度はdefaultの6桁.幅6桁では全部表示しきれないので幅9桁に拡張 [%6.0f] 12 ; 精度は0桁. [%6.1f] 12.3 ; 精度は1桁. [%0.1f] 12.3 ; 精度は1桁.幅0桁では全部表示しきれないので幅4桁に拡張 -------+---------- |1234567890 (桁数)
教科書List3-5の説明(教科書と若干違います);
#include <stdio.h> #include <stdlib.h> #define MAXLINE 256 int main(void); int main(void) { char buffer[MAXLINE]; int age; printf("あなたの名前を入力してください; "); gets(buffer); printf("%sさん、こんにちは。.\n", buffer); printf("年齢を入力してください; "); gets(buffer); age = atoi(buffer); printf("今 %d 歳とすると、10年後は %d 歳ですね。\n", age, age + 10); return 0; }
#include <stdio.h>;/usr/include/ディレクトリにあるstdio.hという名前のファイルをここに読み込むという指示.stdio.hは,printf関数(の原型)を宣言しているファイル.
#define
int main(void);という宣言;コンパイラに,こういう使い方をする関数があるということを宣言している.詳細は8章
bufferという名の文字配列
関数gets(),atoi()
printf("あなたの名前を入力してください; "); gets(buffer);
5/26はここら辺まで終了.6/2は休講.
端末エミュレータ(Kterm)では日本語入力ができませんが,XEmacsのshellモードなら日本語入力ができます.
「ツール」メニューから「シェル」を選択するか,あるいは直接"ESC-X shell"とコマンドを入力するとshellモードになります.
このshellモードでコンパイルしたり,コンパイル済みのコマンドを実行したりできます.
元のCのファイルに戻るには,「バッファ」メニューを開いて,該当するファイルの名前をクリックしてください.
XEmacsの使い方は,「(X)Emacs入門」でも解説しています.
教科書70ページの読解練習を入力する手間を省きたい人は,「九九練習プログラム」(kuku.c)をダウンロードしてください.ただし,自分で入力するのも良い練習になりますよ.
コメント文
乱数
代入演算子
・ハイグレードは各自
・練習問題3-1
・読解練習のソースを読んでみる.
・List4-1,4-2,4-3
・「選択」のアルゴリズム;if文の使い方
授業中に聞けなかった質問と今日の授業の印象を書いてください.
家のパソコンでCの勉強をしたいという学生さんが何人かいるので,参考情報を「Cygwin」にまとめました.