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6 (5/19) 2章;四則演算

6.1 はじめに

6.1.1 グループ発表(10分)

G発表の代わりに,課題「ログイン後の定型操作」の好回答を見てみんなで勉強

このような操作をわかりやすく表現する方法;文章?,図?,??

ログイン後の定型操作;細かい所まで場合分けして正確に書いてあると役に立つ.

6.1.2 アルゴリズム

アルゴリズム(algorithm);問題を解く手順,仕事の手順を記述したもの.解法の手順.「明確に定義された有限個の規則の集まりであって,有限回適用することにより問題を解くもの.(JISの定義)」

アルゴリズムは,文章やフローチャート(流れ図)やプログラムの形で表現することができる.

アルゴリズムの基本制御構造:順次,選択,反復

アルゴリズムが満たすべき条件:正当性,一意性,有限性

正当性(手順に誤りがない);
論理的に矛盾がなく正しい結果を導くこと.手順が間違っていたら問題を解くことなどできない.
一意性(手順が明解);
曖昧なところがなく,詳細に厳密に定義されていること.手順が曖昧であると具体的なプログラムのソースコードに書き下せない.
有限性(手順に終わりがある);
有限なステップで終了すること.有限回で終了しないプログラムは問題を解けないのと同じ.

ある問題を解くプログラムを書こうと思ったら,最初に解法のアルゴリズムを考えて,それをプログラムの形に書き下ろす.つまり,きちんと考えないとプログラムにはならない.(コンピュータは察してくれない.人間が完璧な解法を考えて教えてあげなければいけない.)

6.1.3 前回の復習

・xemacs &の「&」の意味

・実行形式のファイル名は任意;a.out,hello.out,hello

6.1.4 今回の学習目標

・アルゴリズムの基本

・加減乗除のプログラム;+, -, *, /

・7 / 3 = 2になる理由;整数として計算するので切り捨てが生じる<---重要

・計算の優先度(加減乗除と括弧)

・出力変換指定子%d(計算結果を整形して表示する方法);printf("%d\n", 3+2);

・%8d;桁数の指示

・printf関数の中では,"%"は出力変換指定文字という特殊な意味を持つ."%%"で"%"自身を出力.

6.2 本題

入力済み;List2-1,List2-2,List2-3,List2-4,(List2-5もできれば入力だけしておく)

6.2.1 クイズ,間違い探し

6.2.2 練習問題2-1

6.3 おわりに

6.3.1 課題

・練習問題2-2

・用語集作り

・2章のハイグレードは各自読んでおく.

・2章の復習.授業中間に合わなかったプログラムなどは各自で補習.

・3章を読んでおく.

6.3.2 次回までに打ち込んで実行しておくプログラム

List3-1,3-2,3-3,3-4,3-5

6.3.3 次回の学習目標

・変数;データを入れておく箱(メモリ上の特定の領域)

・変数の操作;まず定義,代入,参照

・Cの変数には型がある;整数,浮動小数点数

・浮動小数点の数の表示(出力変換指定子"%f"の使い方)

・キーボードからデータを入力する方法

・Cの文字列は文字の配列

6.3.4 コメントカード

授業中に聞けなかった質問と今日の授業の印象を書いてください.