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5 (5/12)プログラミング入門

5.1 はじめに

5.1.1 グループ発表(10分)

なし.(代わりにUnixコマンドをメールで提出する宿題の好回答を見てみんなで勉強)

5.1.2 前回の復習

コマンド(宿題を未だ出していない人は今日中に提出すること.5点満点で採点)

ファイルとディレクトリ

XEmacsの操作

編集と保存

コンパイル-->今日の宿題;ログイン後の定型操作をまとめてA4レポートで提出.図を活用するとよい.

5.1.3 今回の学習目標(覚えるべき概念,用語,パターン)

・Cのプログラムはmain関数から実行を開始する.main関数の中でprintfなどの別の関数を呼び出す.

・関数printfは画面に文字列を表示する機能を持っている.

・文字列は"(二重引用符)で囲む.

・文字列中の改行文字(\n)は改行を表す.

・Cでは文の終わりに;(セミコロン)をつける.改行したりスペースやタブを入れるのは見た目の見易さのため.

・エラーメッセージの理解;エラー行とエラー理由を手がかりにする

5.2 本題

5.2.1 改行文字

・「改行文字」も文字の1種(他にもタブやベルもあります)

・List1-4;「改行文字」の効果

C言語では、改行文字を"\n"で表します。水平タブは"\t"です。"ABC\nDEF"と書いたら、これはABCの後に改行が入った2行の文字列になります。

この改行文字という考え方に慣れてください。画面に、

ABC
DEF

と書いてあったら、これは

ABC\n
DEF\n

のことだと思ってください。

ABCDEF

の真ん中にカーソルを置いて改行(Enter又はReturn)キーを押すと2行に分かれるのは、

ABC\n
DEF

のように、ABCの後ろに「改行文字」が挿入されたので、画面表示では行が送られたのです。

逆にDの文字の前にカーソルを置いてキーボードのBS(BackSpace)キーを押すと、2行が1行につながります。これはBSキーで改行文字が消去されたからです。

5.2.2 hello.c の解説 (教科書1章p16-21)

典型的なCプログラムの説明;拡張子は.c,main関数,printf関数,文,

5.2.3 p21以降

・クイズ

・間違い探し実習(教科書p24);間違ったプログラムをコンパイルしたときにどんなエラーが出るか、そのエラーメッセージはどういう意味かも考える

練習問題1-1 (教科書p28)

5.2.4 練習問題1-1

発表

5.3 おわりに

5.3.1 課題

・List1-1は基本形なので丸暗記する

・用語集作り

・ログイン後,いつもする操作(端末エミュレータを開く,この授業用のディレクトリに移る,Xemacsを立ち上げる,ファイルを開く&コピーする,編集する,保存する&名前をつけて保存する,コンパイルする,デバッグする,実行する,などなど)をまとめてA4レポート用紙で提出.5月15日夜までに提出.図を活用するとよい.

・1章のハイグレードは各自読んでおく.

・1章の復習.授業中間に合わなかったプログラムなどは各自で補習.

・2章を読んでおく.

5.3.2 次回までに打ち込んで実行しておくプログラム

List2-1,List2-2,List2-3,List2-4,

(List2-5もできれば入力だけしておく)

5.3.3 次回の学習目標

・加減乗除のプログラム;+, -, *, /

・計算の優先度(加減乗除と括弧)

・出力変換指定子%d;計算結果を整形して表示する方法

・7 / 3 = 2になる理由;整数として計算するので切り捨てが生じる<---重要

5.3.4 コメントカード

授業中に聞けなかった質問と今日の授業の印象を書いてください.