2018年度 情報処理技法(リテラシ)I:総合発展課題

配布資料と発表資料を作ろう

Wordで配布資料を作成し、PowerPointで発表資料を作成する。
テーマは「東京女子大学現代教養学部の紹介」とする。
その際、以下の条件を満たすこと。
※条件を満たすなら別のテーマで作成しても構いません。

Wordの条件

スタイル
タイトル:14pt
本文:10.5pt
余白上下:15mm
余白左右:30mm
行数:40行
その他条件
「箇条書き」を含む
図を含む(本文中で引用すること)
表を含む(本文中で引用すること)
ヘッダに授業名、課題名、提出日を入れる

PowerPointの条件

タイトルスライドをつける
授業名
課題名
テーマ名
学籍番号
氏名
通常ページ
フッターにテーマ名とページ名
図を含むページがあること
表を含むページがあること
その他
引用がある場合は引用ページを付ける
総合発展課題 木1 提出場所
総合発展課題 木2 提出場所




ヒント

※あくまでヒントです。必ずしも読む必要はありません。※
配布資料と発表資料、どちらも見やすさ、わかり易さが求められます。
ですが、文章で解説する配布資料と、視覚効果とスピーチで解説する発表資料では求められるものが異なります。
採点は、提示された条件が満たされていることはもちろんですが、以下の要素も加点対象として考慮されます。

配布資料に求められること

わかり易い文章
口頭での説明と文章での説明は大きく異なります。
口頭説明では抑揚と間によって、意味にアクセントをつけることができます。
一方で文章の説明では、どの単語が重要で、どの単語に係っているかが明確ではありません。
わかり易い文章を作るには次のことを意識しましょう
- 1つの文章にいくつも主張を入れない
- 句読点で意味を区切る
- 間の説明を省かない
図表の解説
文章に挿入された図表は、文字でないという意味で異色の存在です。
そのため、どの説明に関係する図なのか?が伝わりづらいです。
図表を入れる場合は、必ず文章中で引用をし、どの説明に紐づいているかを明らかにしましょう。
引用元
資料や主張の根拠となる引用元は、レポート等を作る際の重要な要素です。
図表などのデータを示すとき、誰かの決め台詞を流用するときなど、外部の情報に依存する場合は必ず引用元を示しましょう。/DD>
また、普段から引用元をメモして保存しておく癖をつけておくと良いでしょう。

発表資料に求められること

目を引くキーワード
人間は多くの情報を同時に処理でき量にはできていません。
発表資料にはアレもコレもと図や文章を追加したくなりますが、ぐっとこらえてシンプルな資料作成を心がけましょう。
文章による説明と異なり、発表資料では口頭でいくらでも説明を追加できます。
重要なコンセプトのみ資料に載せ、追加情報はノートにメモするようにしましょう。/DD>
説明がなくてもわかる図
配布資料と異なり、発表資料は一度聞き逃すとその図が何なのかがわからなくなってしまいます。
説明を聞き逃しても大丈夫なよう、吹き出しやチェックマークを付けるなどして、どこを見て欲しいかを明示しましょう。
ただし、あくまでわかり易くするためであり、グラフを整形してデータを改ざんするようなことは避けましょう。
作成例

配布資料作成例(Word)

発表資料作成例(PowerPoint)

※作成例をコピーして利用した場合は大幅に減点します。



質問はメールにて柴田までご連絡ください。
E-mail: shibata-atsushi @ cis.twcu.ac.jp
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