自己紹介ページを新規作成・公開する.締め切りは7月10日(木)夜.金曜日にチェックする.またHTMLの最初には,作成日付け,学生番号,氏名を必ず記入する.
自己紹介のページのbody要素内には以下の要素を含めること:<p>, <h1>, <h2>, <h3>, <ul>, <ol>, <dl>
,東女のトップページへのハイパーリンク.また,表要素やコメントを含めることも望ましい(加点する)
WWWで公開されている情報がすべて正しいとは限らない.WWWや書籍などを活用して,「WWWにある情報を利用するときに気をつけること」を調べる.
結果はレポートにまとめて提出.レポートの形態は,(1) Wordで書く,(2) HTMLで書いて自分のWWW-localで公開する,(3)その他,独創的な電子媒体で発表する,のいずれか.
提出締切りは7月28日(月).
大学の環境(Solarisという名前のUnix)でMicrosoft Windowsの勉強をするための1手段.11章に書いてあるようなWindows3.1の標準アプリケーション及びMicrosoft Officeのアプリケーションを使うことができる.
ただし,バージョンが古いので注意すること.Windows3.1は10年弱前のOSであり,現在のWindows95,98,98MeやWindows2000,XPなどとはかなり見かけも操作性も違う.Officeアプリケーションもバージョンが古い.又大学のUnix環境で動作させているためにWindowsパソコンとは勝手が違うことも多い.「利用の手引き」11.4章及び11.5章をあらかじめよく読んでおき,また情報処理センターのQ&Aも適宜参照すること.
注意;ログアウトする前にWabiを終了すること.
Wabiアイコンで起動(リリースノートなどのウインドウが画面いっぱいにでてくるときはそのウインドウを閉じる.また起動時にでてくる確認のダイアログボックスにはすべてOKと答える.すると,プログラムマネージャのウインドウとMS Officeのアイコンウインドウが出てくる.)
Windows3.1ウインドウの説明(最大化,アイコン化,終了)
Windows3.1のメニューの説明
メモ帳起動
英語入力と編集
日本語入力ON/OFFは「半角/全角」キーを押すだけ
カナ漢字変換対象文節の長さを変えるときはShift+左右矢印キー
カナ漢字変換中の一括変換;F6(ひらがな),F7(カタカナ),F9(全角英数字)
キーボードに書いてある英数字や記号を全角で入力する時に,F9が使えます.この応用として,F9,F8と続けて押すと,キーボード表示と同じ半角で入力できます.
ファイルの保存(Hドライブしか使えません)
ファイル一覧,ファイルの保存場所
印刷
電卓
ペイントブラシ(おもしろいよ)
Wordの起動
画面とメニューの説明
「利用の手引き」p.121とほぼ同じ見栄えのページを作る;ページレイアウト,フォントのサイズと種類と修飾(Bold, Italic, Underline),作表,センタリング,箇条書き,などなど
C:\msoffice\clipart
にも面白い絵が色々あります.
パソコンで作成したWordやExcelなどのファイルを大学でも利用するときは,(1)大学でも使えるバージョンで保存する,(2)ファイル名を英数字であらわす(xxxxxxxx.docなど8文字以内がよい),に注意すること.
表計算ソフトを使えば,実験データを集計したり、クラブ活動の会計をまとめたり、家計簿を記録したりするのが簡単に行えます.データを美しいグラフに仕上げることもできます.
表計算ソフトExcelを立ち上げると,縦に数字、横にアルファベットをつけた表(ワークシート)が現れます.ワークシートは一番上にある編集行とその下の表からなります。表のそれぞれの箱を「セル」と呼びます。それぞれの「セル」には数字とアルファベットを組み合わせた名前があります。たとえば,Cと5が交差するところのセルの名前はC5です。マウスで選択したセルは実線でかこまれた状態(アクティブ)になり、文字、数値、数式を入力することができます。数値と数式は半角で入力します。アクティブな「セル」はカーソルキーで移動できます。また必要な場所でマウスをクリックするとその場所がアクティブな「セル」になります。
実際にセルに値を入れて計算してみましょう。A1のセルに3、A2に5を入力します.そしてA3セルに=a1+a2
と入力してください.
aは大文字のAでも構いません。数式であることを指示するために,先頭には必ず「=
」か「+
」を付けること.これを忘れると単にA1+A2という文字として処理されます。式を入力すると,A3セルに8が自動的に計算されて表示されるはずです。各セルの値や数式は、列の上に位置する横長の空白行に表示されます.
今度はB1とB2に適当な数字を入力し、B3のセルに引き算した値、B4のセルに掛け算した値、B5のセルに割り算した値を表示してみましょう.引き算は「-」、掛け算は「*」、わり算は「/」を使って計算させます。結果があっていますか?
数値の桁が大きすぎてセル内に表示できない場合は「##」と表示されます。セルをもっと横に広げて値を読み取りたいときは、列間の縦線をマウスでドラッグして広げてください.
東京における各月の気温を記録して、1年の平均を求めてみましょう。A1からA12に次のデータを入力し、A13にその合計、A14に平均を表示してください。(この辺で一度保存しておきましょう.)1月 4.7度、2月5.4度、3月8.4度、4月13.9度、5月18.4度、6月21.5度、7月25.2度、8月26.7度、9月22.9度、10月17.3度、11月12.3度、12月7.4度
A1からA12の和を求めるには,組み込み関数SUMを使います。A13のセルに=sum(a1:a12)
と入力してください.平均値を求めるために,A14のセルに=average(a1:a12)
と入力してください.表示されている値が15.3416...度になっているか確認してください。このほかにもいろいろな組み込み関数が用意されています。必要に応じて組み込み関数を使うと数式が簡単になります。
東京の気温のデータをA列からB列に移動してみましょう.データを移動するには、A1からA12までをマウスでドラッグして選択し黒く反転させた状態で、編集メニューの「切り取り」を選びます。次にB1セルをクリックし,編集メニューの「張り付け」を選びます.
B13とB14の数式がどのようになっているかみてみましょう.B13やB14をクリックして,上の段の表示でセルの内容を見てください。Aの列をそのまま移動したのだから、B13の数式は=sum(A1:A12)となっていると思うかも知れませんが、実際には=sum(B1:B12)になっています。これは、もとのA13やA14の中で他のセルが相対的に参照されているためです。つまり、数式の中の計算対象はAの列そのものを示しているのではなく、その列の1番めのセルから12番目のセルを対象にしていたからです。Bの列に移ったのだから、計算対象はBの列の1番めのセルから12番目のセルということになるわけです。このようなセル参照を相対参照と呼びます。これに対してどこに移動しても変化しないような参照は絶対参照と呼ばれ別の記号を使います。たとえばA1の値を絶対参照するには$A$1と入力します。
A13セルに=sum($b$1:$b$12)
と入力します.次にこのセルをC13セルにコピーして,どこを参照しているか確かめてください.またC15セルにもコピーしてみましょう.
今度はA13セルに=sum($b1:$b12)
と入力します.次にこのセルをC13セルにコピーして,どこを参照しているか確かめてください.またC15セルにもコピーしてみましょう.今度はB列は固定されていますが何行目かという数字はコピー先によって変わっているのがわかると思います.=sum(b$1:b$12)
と入力すると行だけ固定されて列が変わります.
東京の気温変化を示すグラフを作成しましょう。まず,A列に月を入れます.次に1行目の上に1行挿入して各列のデータの見出しを入れます.
以下の手順でグラフを書きます。(1)データ範囲のA1からB12をマウスで選択します。(2)「挿入」→「グラフ」→「埋め込みグラフ」を選択します。(又はグラフウィザードのアイコンをクリックします)(3)マウスポインタの形が変わるので、ワークシート上で左上から右下にマウスをドラッグして,グラフを表示させる範囲を指定します。(4)ウイザードに従ってグラフを完成させます.
今度は東京とシドニーの気温変化を比べてみましょう.シドニーにおける各月の気温は,1月 22.3度、2月22.4度、3月21.5度、4月18.9度、5月15.6度、6月13.4度、7月12.4度、8月13.4度、9月15.3度、10月17.7度、11月19.6度、12月21.5度です.
応用問題として金利計算をしてみましょう。毎年一定の金額を貯金して一定の期間の後の元利合計を計算します。金利は1年複利で計算するとし、毎年の貯金額を5万円、利息を5パーセントとしてワークシートを作ってみてください
同じ計算をセルをずらしながら行う場合、編集の[コピー]と[ペースト]を用いると何度も同じような入力をしなくてすみます。この時、元のセル内で相対参照されているセルはコピー先のセルで自動的に書き換わります。つまり計算式を一回書いておけば、後はペーストするだけで対象セルが自動的にずれて正しく計算されていきます。
A列とB列を入力した後にC1のセルだけ数値5を入力しておきます。C2のセルで計算式として=C1+B2と入力することで、前年の貯金総額と今年の貯金の合計が計算されます。あとはこれをコピーしてC3から順にペーストしていけば各年の貯金総額が自動算出されます。
同様にD列は、D1だけは=C1*1.05で計算させます。D2で計算式を=(D1+B2)*1.05として、後はこれをコピーしペーストしていくことで各年の元利合計が自動算出されます。
表が完成したらグラフにしてみましょう.A1からA10をXラベルとし、C1からC10、D1からD10を二つのデータとするグラフを書いてみてください。ワークシート上の離れたデータ領域を複数選択したい場合は、2つめ以降を選択する時にCTRキーを押しながらクリックして選択します。
いろいろな金利について計算できるように、利息の値を変えるだけで各年の元利合計を自動計算するようなワークシートを作ってみてください。例えば、利息の値をE1に格納して(前の問題の場合1.05)、この値を参照してDの列が自動計算されるような計算式を作ってみてください。
=(D1+B2)*1.05の1.05の部分を、E1のセルを絶対参照するように書き換える($E$1)だけで済みます(D1は=C1*1.05の1.05の部分を書き換えます)。
うまくできたら、E1の値を変えてみて、各年の元利合計が一斉に変わるのを確認してください。さらに毎年の貯金額も簡単に変更できるようにしてみましょう.