情報処理技法(リテラシ)II 第10回
最終レポートと最終プレゼンテーション・スライド
この授業、リテラシIIでは、情報検索、Word、Excel、PowerPointについて、リテラシIより高度な内容を説明しました。
ただし、やってきたことは、レポート作成やプレゼンテーション・スライド作成の練習であって、本当のレポート作成やプレゼンテーション・スライド作成は行っていません。
そこで、残りの授業時間では、これまでに習ったことを踏まえて、最終レポートと最終プレゼンテーション・スライドを作成してもらいます。
最終レポートと最終プレゼンテーション・スライドは、放課後に取り組んでもよいですが、なるべく授業時間の中で完成させてください。
時間配分は、以下のとおりです。
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第10回(今回)
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テーマを設定し、情報検索を行って資料を集める。
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第11回、第12回
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Wordで最終レポートを作成する。
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第13回、第14回
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PowerPointで最終プレゼンテーション・スライドを作成する。
最終レポートは、表紙が1ページ、目次が1ページ、本文と参考文献が2〜4ページで作成してください。
最終レポートの条件は、以下のとおりです。
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最終レポートでは、見出しを適切に設定し、目次が自動的に作成できるようにすること。
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最終レポートには、なるべく図表を載せること。
図表番号については相互参照を利用して、図表番号が自動的に更新できるようにすること。
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できれば、総務省統計局などの統計データを利用すること。
アンケートは実施しなくてもよい。
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最終レポートに統計データを載せる場合は、なるべく統計グラフで表すこと。
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参考文献は、なるべく5件以上探すこと。
演習2で探したものと同じでもよいし、違ってもよい。
ウェブページを参考文献にしてもよい。
最終レポートが完成したら、その内容を最終プレゼンテーション・スライドにしてください。
最終プレゼンテーション・スライドは、表紙が1枚、本文と参考文献が4〜8枚で作成してください。
最終プレゼンテーション・スライドの条件は、以下のとおりです。
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アウトラインやSmartArtなどを利用して、できるだけ効率的に最終プレゼンテーション・スライドを作成すること。
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最終プレゼンテーション・スライドには、なるべく図表を載せること。
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できれば、総務省統計局などの統計データを利用すること。
アンケートは実施しなくてもよい。
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最終プレゼンテーション・スライドに統計データを載せる場合は、なるべく統計グラフで表すこと。
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参考文献は、なるべく5件以上探すこと。
演習2で探したものと同じでもよいし、違ってもよい。
ウェブページを参考文献にしてもよい。
テーマの設定
今回は、テーマを設定し、情報検索を行って資料を集めます。
まず、社会問題、先端技術、有名人など、調べてみたいテーマを考えてください。
そして、そのテーマについての仮の結論を設定し、仮の結論に関係する資料を探してください。
今日に限り、授業中に図書館へ行っても構いません。
集めた資料を読むと、自分の意見や最終的な結論が、だんだん明確になってきます。
今日はここまでやってください。
もし、どうしてもテーマが思いつかない場合は、総務省統計局の国勢調査などの報告書を読んでください。
その中には、一つや二つ、意外な統計データが見つかるはずです。
「意外な現実」の原因を調べていくと、自分の意見がまとまってくるでしょう。
参考文献
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[1] 東京女子大学情報処理教育運営委員会(編)『情報処理技法(リテラシ)I』
2018年11月28日更新
小西 善二郎
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