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オリジナルの最大化すべき目的関数は
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(2) |
で与えられる。
一方、Poisson 分布の密度関数は以下の通り
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(3) |
周知の通りポアソン分布は生起確率が非常に小さい場合の
理論分布である。 2 項分布との関連では言うと
ここで
p は生起確率、への近似と捉えることもできる。
密度関数を対数変換すれば
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(4) |
となる。この式を (2) 式と比べれば
,
という対応が成り立つ。
(4) の第 3 項は観
測データのみによって決まる項なので無視すればよい。
すなわち (2) 式の意味はポアソン分布の最大対数尤度を
計算していることに相当する。すなわち を観測データとして
ポアソン分布に従う確率変数と考え、このような分布を与えるような
潜在クラスとその重みベクトルを求めていることになる。
Shinichi ASAKAWA
平成13年3月13日