Powered by SmartDoc

9 (6/16):DBMSの基礎,RDBの意味

9.1 はじめに

9.1.1 グループ発表

なし

9.1.2 復習

・トランザクション

9.1.3 今回の学習目標

・(2章)同時実行制御(ロック,デッドロック),障害対策

・(3章は一部のみ.内部スキーマに関する話がこの章に出てくる)レコード,主キー,

・(4章)リレーショナルデータベースマネージメントシステム,リレーション(テーブル),属性(列),組(行),定義域(データ型),リレーションスキーマ,候補キー,主キー,外部キー,

9.2 本題

9.2.1 RDBは表ではない

リレーション(relation);テーブル;表

属性(attribute);表の列

組(tuple);表の行

定義域(domain);データ型

注;定義域で使えるデータ型は教科書4-2章(p.128)参照.

リレーションシップ;リレーション(テーブル)とリレーション(テーブル)の関係.

9.2.2 集合からみたRDB

定義域(ドメイン)は集合(例;人名の集合,年齢の集合).

直積;複数の定義域の組み合わせ.

組;直積集合の各要素.

リレーション;直積集合の有限な部分集合(つまり,あらゆる組み合わせの中からある条件を満たす要素だけを取り出している集合).

組(タプル);リレーションの各要素.

リレーションはテーブル(表)として表すことができる.

リレーション名;リレーションに付ける名前,テーブルの名前に相当.

属性名;リレーションの各定義域につける名前,テーブル(表)の列名に相当.

9.2.3 リレーションスキマー

リレーションスキーマ;リレーションの各要素(タプル)は変化するが,リレーションの枠組み(スキーム)であるリレーション名や属性名は不変.

したがってRDBの設計においては,まずリレーションスキマーを定義する必要がある.

9.3 おわりに

9.3.1 課題

9.3.2 次回の学習目標

・正規化(第1正規形から第3正規形まで)

・RDBに関連する演算

9.3.3 予習範囲