表計算 ( spreadsheet )とは、表の形式でデータ入力やデータ処理を行うことです。 表計算の機能を持つソフトウェアを、表計算ソフトと呼びます。
表計算ソフトを利用すると、まず、データを表の形式でまとめられます。 データの位置を揃えたり、罫線を引いたりして、自由に表が作成できます。 そして、数式を入力すると、その数式が自動的に計算されます。 計算は、加減乗除だけではなく、広い範囲の集計も行えます。 さらに、集計データからグラフが作成できます。 グラフの種類を選択するだけで、棒グラフや折れ線グラフなどが描けます。
表計算ソフトには色々なものがありますが、現在はMicrosoft社の Excel が最も使われています。 なお、この授業ではMac用のExcelを利用しますが、使い方はWindows用のExcelとだいたい同じです。
なお、Excelは、バージョン2007以降、ファイル形式を変更しました。 新しいExcelのファイルと古いExcelのファイルは、ファイルの拡張子で区別します。 新しいExcelは.xlsxで、古いExcelは.xlsです。 東京女子大学のMacのExcel(バージョン2011)で作成したファイルを、古いExcelで開く可能性がある場合は、ファイルを保存するときに、「フォーマット」メニューを「Excelブック(.xlsx)」から「Excel 97-2004ブック(.xls)」に変更してください。
Excelで表を作成するときの手順は、おおむね次の通りです。
Excelを起動するには、DockのFinderのアイコンをクリックし、サイドバーの「アプリケーション」をクリックし、「Microsoft Office 2011」→「Microsoft Excel」とダブルクリックします。
Excelを起動すると、新規ブックのウィンドウが一つ開きます。 ウィンドウを増やすには、メニューバーで「ファイル」→「新規作成」とクリックします。 または、ツールバーの「新規作成」ボタンをクリックしてもよいです。
Excelを起動すると、ブック・ウィンドウの上側にツールバーとリボンが表示されます。 ツールバーとリボンでは、基本的な操作が行えます。 一般的な操作については、メニューバーを利用します。 したがって、基本操作については、メニューバーでもツールバーとリボンでもできるわけです。 この授業では、主にツールバーとリボンを利用することにします。 なお、リボンが表示されていない場合は、メニューバーで「表示」→「リボン」とクリックしてください。
Excelの使用中に、操作ミスでデータが消滅してしまっても、慌てることはありません。 メニューバーで「編集」→「元に戻す」をクリックすると、たいていは元に戻ります。 または、ツールバーの「元に戻す」ボタンをクリックしてもよいです。
Excelを終了するには、メニューバーで「Excel」→「Excelを終了」とクリックします。
Excelのような複雑なアプリケーションは、時々、操作中に動かなくなることがあります。 こうなると、アプリケーションを強制終了させるしかないのですが、保存していないデータはたいていは消滅します。 表を作成するときは、最初にファイル名を決定し、作成中は小まめに保存するようにしてください。
新規ブックのファイル名を決定するには、メニューバーで「ファイル」→「名前を付けて保存」とクリックします。 すると、ウィンドウが開くので、「名前」欄にファイル名(〜.xlsxまたは〜.xls)を入力し、その右の三角ボタンを数回クリックして詳細表示にし、保存先のフォルダを選択し、「フォーマット」欄を「Excelブック(.xlsx)」または「Excel 97-2004ブック(.xls)」にし、「保存」ボタンをクリックします。
今回は、「架空の買い物リスト.xlsx」というファイル名にして、デスクトップに保存します。
ファイル名を決定した後にブックを保存するには、メニューバーで「ファイル」→「保存」とクリックします。 または、ツールバーの「保存」ボタンをクリックしてもよいです。
ウィンドウを閉じた後に保存したファイルを開くには、メニューバーで「ファイル」→「開く」とクリックします。 または、ツールバーの「開く」ボタンをクリックしてもよいです。 すると「開く」ウィンドウが開くので、開くファイルを選択し、「開く」をクリックします。 もちろん、ファイルのアイコンをダブルクリックしても、ファイルは開けます。
Excelでは、データが入力できる一つ一つの長方形を セル ( cell )と呼びます。 セルが横に並んでいる部分を 行 ( row )と呼び、セルが縦に並んでいる部分を 列 ( column )と呼びます。 セルが縦横に並んでいる領域を シート ( sheet )と呼びます。 利用者は、シートの一部に表を作成します。 一枚のシートに複数の表を作ることも可能です。
Excelでは、一つのウィンドウに複数のシートがまとめられます。 このシートのまとまりを、 ブック ( book )と呼びます。 ウィンドウの下側のタブをクリックすると、シートが切り替えられます。 ファイルへの保存は、ブック単位で行われます。
ここでは、例として、次のような架空の買い物リストを作成します。
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A | B | C | D |
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1 | 品名 | 単価 | 数量 | 金額 |
2 | 切手 | ¥82 | 60 | ¥4,920 |
3 | 官製はがき | ¥52 | 60 | ¥3,120 |
4 | 封筒(10枚入り) | ¥150 | 6 | ¥900 |
5 | 合計 | ¥8,940 |
セルにデータを入力するには、そのセルをダブルクリックします。 そして、カーソルが現れたら、データを入力します。 入力は、returnキーで確定し、escキーで取り消されます。 すでにデータが入力されているセルをダブルクリックすると、そのデータが編集できます。
なお、セルをダブルクリックする手間を省き、tabキーとreturnキーで能率よく入力する方法もあります。 また、セルの中で改行するには、optionキーとcontrolキーを押しながらreturnキーを押して離します。
上記の例のデータを入力すると、以下のようになります。
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A | B | C | D |
---|---|---|---|---|
1 | 品名 | 単価 | 数量 | 金額 |
2 | 切手 | 82 | 60 |
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3 | 官製はがき | 52 | 60 |
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4 | 封筒(10枚入り) | 150 | 6 |
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5 | 合計 |
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行や列をシートに挿入したり、行や列をシートから削除することもできます。 そのためには、まず、対象となる行や列を選択します。 行を選択するには、シートの左側の行番号をクリックします。 列を選択するには、シートの上側の列記号をクリックします。 行や列を挿入するには、行や列を選択してからリボンの「ホーム」をクリックし、「セル」項目の「挿入」をクリックします。 行や列を削除するには、行や列を選択してからリボンの「ホーム」をクリックし、「セル」項目の「削除」をクリックします。
例えば、行1を挿入→列Aを挿入→行1を削除→列Aを削除、とやってみてください。
カット、コピー、ペーストについては、だいたい今まで通りです。 コピー元を指定するには、セルをクリックするか、行番号や列記号をクリックするか、セルの範囲をドラッグします。 コピーされた範囲は点線で囲まれますが、これはescキーで消えます。 ペーストはペースト先をクリックしてから行いますが、もし、セルの範囲をドラッグしてからペーストすると、データが繰り返しペーストされます。 なお、カットは移動の意味になり、データはすぐには消えません。 データを消すには、リボンの「ホーム」をクリックし、「編集」項目で「クリア」→「すべて」とクリックします。
例えば、セルB2からC4までを別の場所にコピー・アンド・ペーストし、コピー先をさらに別の場所にカット・アンド・ペーストし、最後に移動先を消去してみてください。
シートの上側の列記号A, B, C, ... と、シートの左側の行番号1, 2, 3, ... に注目してください。 これは、セルの位置を示しています。 つまり、左上のセルはA1という位置、その右のセルはB1という位置です。 このA1やB1のことを、セルの 参照 ( reference )と呼びます。
数式 ( formula )とは、セルの参照や数値を、プラスやマイナスで結合したり、関数を適用したりして得られる表現のことです。 ここで、足し算はプラス(+)、引き算はマイナス(-)ですが、掛け算はアスタリスク(*), 割り算はスラッシュ(/)を使います。
Excelにはいろいろな関数が用意されています。 以下は、基本的な関数の適用例です。
セルに数式を入力すると、セルにはその計算結果が表示されます。 この計算結果は、そのセルを参照することによって、他のセルの数式の計算で利用できます。 表計算では、一つ一つのセルの数式を計算することによって、全体としてまとまったデータ処理を行うのです。
数式は、参照するデータが変更されると、自動的に再計算されます。 この機能は、表計算がテンプレートとして使えることを意味します。 つまり、数式が入力されたExcelファイルを用意しておけば、それにデータを入力するだけで表が完成するのです。
例えば、テストの度に成績表を作成する教員を考えます。 この教員は、あらかじめ合計点や平均点を計算する数式をシートに入力しておき、テストの回数分コピーしておきます。 テストが終わったら、生徒の得点をシートに入力するだけで、自動的に合計点や平均点が計算され、成績表が完成するというわけです。
実際にセルに数式を入力するには、データと区別するために、イコール(=)を入力してから数式を入力します。
入力した数式を確認するには、数式バーを使います。 メニューバーで「表示」→「数式バー」とクリックしてください。
上記の例では、試しに、セルD2に=82*60と入力してみます。 すると、セルD2に4920と表示され、セルD2をクリックすると、数式バーに=82*60と表示されます。
ただ、数値を入力してしまうと、セルB2やC2が変更されても再計算できません。 そこで、セルD2に=B2*C2と入力します。 セルD2には同じく4920と表示されますが、数式バーには=B2*C2と表示されます。
ここで、切手を100枚に変更したとして、セルC2を100に変更すると、セルD2は再計算されて8200になります。 確認できたら、セルC2を60に戻しておいてください。
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A | B | C | D |
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1 | 品名 | 単価 | 数量 | 金額 |
2 | 切手 | 82 | 60 | 4920(数式は=B2*C2) |
3 | 官製はがき | 52 | 60 |
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4 | 封筒(10枚入り) | 150 | 6 |
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5 | 合計 |
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数式のセルをコピー・アンド・ペーストすると、計算結果ではなく、数式がコピーされます。 しかも、数式中のセルの参照は、コピー元での位置関係を保存するように、自動的に変わります。 このメカニズムをうまく利用することが、表計算のポイントになります。
上記の例では、セルD2をセルD3とD4にコピー・アンド・ペーストします。 すると、セルD3の数式は=B3*C3となり、セルD4の数式は=B4*C4となります。 コピー元のセルD2の数式=B2*C2は、「二つ左と一つ左の積」という意味としてコピーされたのです。
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A | B | C | D |
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1 | 品名 | 単価 | 数量 | 金額 |
2 | 切手 | 82 | 60 | 4920(数式は=B2*C2) |
3 | 官製はがき | 52 | 60 | 3120(数式は=B3*C3) |
4 | 封筒(10枚入り) | 150 | 6 | 900(数式は=B4*C4) |
5 | 合計 |
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最後に合計を計算します。 セルD5に=D2+D3+D4と入力してもできますが、ここでは関数を利用して、=SUM(D2:D4)と入力します。
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A | B | C | D |
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1 | 品名 | 単価 | 数量 | 金額 |
2 | 切手 | 82 | 60 | 4920(数式は=B2*C2) |
3 | 官製はがき | 52 | 60 | 3120(数式は=B3*C3) |
4 | 封筒(10枚入り) | 150 | 6 | 900(数式は=B4*C4) |
5 | 合計 |
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8940(数式は=SUM(D2:D4)) |
Excelのコピー・アンド・ペーストで、セルの参照が自動的に変わるのが難しいと思います。 そこで、動作確認として、セルA7に100, C7に200, A9に300を入力し、B8に数式=A7を入力し、この数式をD8とB10にコピー・アンド・ペーストしてみます。 セルB8の数式=A7は、左上を参照するという意味なので、D8の数式は=C7で値は200, B10の数式は=A9で値は300になります。
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A | B | C | D |
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7 | 100 |
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200 |
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8 |
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100(数式は=A7) | → | 200(数式は=C7) |
9 | 300 | ↓ |
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10 |
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300(数式は=A9) |
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このような、コピー・アンド・ペーストすると自動的に変わるセル参照は、 相対参照 ( relative reference )と呼ばれます。 相対参照に対して、 絶対参照 ( absolute reference )と呼ばれる、コピー・アンド・ペーストしても変わらないセル参照があります。 絶対参照は、左にドル記号($)を付けます。
セルB8に数式=$A$7を入力し直し、この数式をD8とB10にコピー・アンド・ペーストしてみます。 すると、セル参照が変わらなくなり、D8の数式は=$A$7で値は100, B10の数式も=$A$7で値は100になります。
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A | B | C | D |
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7 | 100 |
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200 |
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8 |
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100(数式は=$A$7) | → | 100(数式は=$A$7) |
9 | 300 | ↓ |
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10 |
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100(数式は=$A$7) |
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行番号は変わってもよいけれど、列記号は変わってほしくない場合は、列記号の左にドル記号を付けます。
セルB8に数式=$A7を入力し直し、この数式をD8とB10にコピー・アンド・ペーストしてみます。 すると、列記号が変わらなくなり、D8の数式は=$A7で値は100, B10の数式は=$A9で値は300になります。
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A | B | C | D |
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7 | 100 |
|
200 |
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8 |
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100(数式は=$A7) | → | 100(数式は=$A7) |
9 | 300 | ↓ |
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10 |
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300(数式は=$A9) |
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逆に、列記号は変わってもよいけれど、行番号は変わってほしくない場合は、行番号の左にドル記号を付けます。
セルB8に数式=A$7を入力し直し、この数式をD8とB10にコピー・アンド・ペーストしてみます。 すると、行番号が変わらなくなり、D8の数式は=C$7で値は200, B10の数式は=A$7で値は100になります。
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A | B | C | D |
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7 | 100 |
|
200 |
|
8 |
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100(数式は=A$7) | → | 200(数式は=C$7) |
9 | 300 | ↓ |
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10 |
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100(数式は=A$7) |
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相対参照と絶対参照の動作確認が終わったら、7行目以下を消去してください。
データと数式の入力が終わったら、表の体裁を整えます。
データのフォントを変更するには、まず、セルをクリックするか、セルの範囲をドラッグします。 そして、リボンの「ホーム」をクリックし、「フォント」項目のフォントの名前の三角ボタンをクリックし、フォントを選択します。
フォントの名前の三角ボタンの代わりに、サイズの三角ボタンをクリックすると、文字の大きさが変えられます。 また、「B」をクリックすると太字になり、「I」をクリックすると斜体になります。 「U」をクリックすると下線が引かれます。
上記の例では、表の見出しと「合計」を太字にします。
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A | B | C | D |
---|---|---|---|---|
1 | 品名 | 単価 | 数量 | 金額 |
2 | 切手 | 82 | 60 | 4920 |
3 | 官製はがき | 52 | 60 | 3120 |
4 | 封筒(10枚入り) | 150 | 6 | 900 |
5 | 合計 |
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8940 |
データ80を表示するとき、80円の場合と80個の場合とでは、適切な表示の仕方は異なります。 データの表示の仕方を、表示形式と呼びます。
データの表示形式を変更するには、まず、セルをクリックするか、セルの範囲をドラッグします。 そして、リボンの「ホーム」をクリックし、「数値」項目の表示形式の名前の三角ボタンをクリックし、表示形式を選択します。
上記の例では、円が付くデータの表示形式を「通貨」に変更します。
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A | B | C | D |
---|---|---|---|---|
1 | 品名 | 単価 | 数量 | 金額 |
2 | 切手 | ¥82 | 60 | ¥4,920 |
3 | 官製はがき | ¥52 | 60 | ¥3,120 |
4 | 封筒(10枚入り) | ¥150 | 6 | ¥900 |
5 | 合計 |
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¥8,940 |
セルの大きさを変更するには、シートの上側の列記号やシートの左側の行番号の境界線をドラッグします。
データをセルの中央に揃えるには、まず、セルをクリックするか、セルの範囲をドラッグします。 そして、リボンの「ホーム」をクリックし、「配置」項目の中央揃えボタンをクリックします。
セルの範囲は、一つの(大きな)セルにまとめることができます。 これを、セルの結合と言います。
セルを結合するには、まず、セルの範囲をドラッグします。 そして、リボンの「ホーム」をクリックし、「配置」項目の「セル結合」をクリックします。
上記の例では、表の見出しを中央揃えにし、「合計」のセルを結合します。
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A | B | C | D |
---|---|---|---|---|
1 | 品名 | 単価 | 数量 | 金額 |
2 | 切手 | ¥82 | 60 | ¥4,920 |
3 | 官製はがき | ¥52 | 60 | ¥3,120 |
4 | 封筒(10枚入り) | ¥150 | 6 | ¥900 |
5 | 合計 | ¥8,940 |
画面上は、シートに薄く罫線が引かれていますが、この罫線は印刷されません。 表に罫線を引くには、まず、セルをクリックするか、セルの範囲をドラッグします。 そして、リボンの「ホーム」をクリックし、「フォント」項目の罫線ボタンをクリックし、罫線の種類を選択します。
シートが完成したら、必要に応じて、紙に印刷します。 メニューバーで「ファイル」→「プリント」とクリックします。 すると、「プリント」ウィンドウが開くので、「プリント」ボタンをクリックします。
Excelについて分からないことがあるときは、ヘルプを利用してください。 メニューバーで「ヘルプ」→「Excelヘルプ」とクリックします。
以下の表は、架空の会社の社員構成をまとめたものです。 このデータをExcelシートに入力してから、ハテナの部分に数式を入力して、合計を計算してください。
年齢 | 男性 | 女性 | 合計 |
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10代 | 0 | 3 | ??? |
20代 | 4 | 5 | ??? |
30代 | 9 | 6 | ??? |
40代 | 8 | 2 | ??? |
50代 | 7 | 0 | ??? |
60代 | 1 | 0 | ??? |
合計 | ??? | ??? | ??? |
余力のある人は、文字の色や背景色などを利用して、表を読みやすくしてください。
今日の演習11の答案(Excelファイル)をメールで提出してください。 差出人は学内のメール・アドレス(k14x1001@cis.twcu.ac.jpなど)とし、宛先はkonishi@cis.twcu.ac.jpとします。 メールの本文には、学生番号、氏名、科目名、授業日(7月2日)を明記してください。