注意1. この授業には、アシスタントがついています。 授業中、パソコンがおかしくなったときなどは、アシスタントに質問してください。
注意2. この授業の内容は、URL
に掲載しています。 必要に応じて参照してください。
1年前期の全学科必修科目である「コンピュータI」は、インターネットをはじめとした今日の情報通信化社会で必要とされる基礎的な技能と概念を習得し、問題分析能力や問題解決能力を養うことを目的としています。
WWW、電子メール、ファイルシステム、情報倫理、安全対策、ワープロ・表計算・プレゼンテーションの利用、などを学びます。 最終課題では専門科目につながるような題材をとりあげます。
東京女子大学情報処理科目運営委員会編、コンピュータIテキスト
必要があれば講義の中で紹介します。
出席状況:学期中の課題:最終課題:学期末試験を 20:35:15:30 の比率で評価します。
講義時間以外にも、タッチタイピングの練習、電子メール、Web、Officeアプリなどを積極的に利用してください。
2007年度前期定期試験は、下記の日時に、学科を指定して行います。 5時限終了後の午後6時15分から行いますので注意してください。
パソコンにはいくつかの種類があります。 現在よく使われているのは、次の2種類です。
パソコンの種類を決定しているのは、OSとよばれる部分です。 OS とは、Operating Systemの略で、パソコンの中の土台となるソフトのことです。 OSは 基本ソフト と意訳されることがあります。
WindowsパソコンのOSには、 Windows XP や Windows Vista などがあります。 MacのOSには、 Mac OS 9 や Mac OS X (マックオーエステン)などがあります。
東京女子大学では、市場占有率よりも安全性を優先して、Macを採用しました。 東京女子大学のMacは、普通のMacとは以下の点が異なります。
マウス ( mouse ) は、位置情報を入力する装置です。 ここで、入力とは、パソコンに情報を伝えることです。 現代のパソコンは、多くの操作がマウスによって行われます。
マウスは、右手で上から覆いかぶせるようにして持ちます。 このとき、左のボタンの上に人指し指を置き、右のボタンの上に中指を置きます。
マウスを前後左右に動かしますと、画面上の矢印も同じように上下左右に動きます。 この矢印を マウスカーソル ( mouse cursor ) と呼びます。
マウスのボタンの押し方には、いくつかの種類があります。 以下のものが重要です。
キーボード ( keyboard ) は、文字情報を入力する装置です。 データの入力や文書作成などには、キーボードが使われます。
まず、キーに書いてあるひらがなは無視してください。 また、今日は日本語入力は行いません。
単にキーを押して離しますと、キーに書いてあるアルファベットの小文字か左側の記号が入力されます。 具体的には、次の通りです。
shiftキー ( shift key ) を押しながらキーを押して離しますと、キーに書いてあるアルファベットの大文字か上側の記号が入力されます。 具体的には、次の通りです。
もし、アルファベットの大文字しか入力できないようでしたら、キーボードの左下にあるcaps lockキーのランプを確認してください。 このキーは、連続して大文字を入力するためのものです。 caps lockキー ( caps lock key ) を押して離し、ランプが点きますと、大文字が入力できるようになり、もう一度押して離し、ランプが消えますと、小文字が入力できるようになります。
何も書いていないキーを押して離しますと、スペース(間隔)が入力されます。 このキーを スペースキー ( space key ) と呼びます。
間違って入力したときは、 deleteキー ( delete key ) を押して離しますと、直前の入力が削除されます。
入力の途中を修正するには、矢印キーを使います。 矢印キー ( arrow key ) を押して離しますと、縦線が移動します。 この縦線を カーソル ( cursor ) と呼びます。 カーソルを移動させてから文字のキーを押して離しますと、その位置にその文字が挿入されます。 deleteキーを押して離しますと、カーソルの左が削除されます。 delキー ( del key ) を押して離しますと、カーソルの右が削除されます。 なお、マウスでクリックしても、カーソルが移動できます。
この他のキーについては、必要に応じて説明します。
パスワード ( password ) とは、パソコン利用者の認証に用いる文字列のことです。 ここで、 認証 ( authentication ) とは利用者の本人確認のことです。 パソコンは、利用者を識別する ログイン名 ( login name ) 、および、パスワードを組み合わせて認証を行います。 東京女子大学では、ログイン名は学生番号を小文字にしたものです。 パスワードは、キャッシュカードの暗証番号のようなものと考えてください。
もし、パスワードが第三者に知られると、次のような被害に遭う可能性があります。
パスワードを第三者に知られないためには、パスワードをメモしないで覚えることと、第三者に推測されるような悪いパスワードにしないことです。
以下は、悪いパスワードの例です。
悪くないパスワードを作るには、例えば、適当な英単語を考え、その一部を大文字にして、中に数字や記号を挿入するなどしてください。
今日は、暫定パスワードを配付します。 次回の授業には忘れずに持ってきてください。 また、次回の授業でパスワードを変更しますので、悪くないパスワードを考えておいてください。 なお、パスワードの長さは6文字から8文字にしてください。
ログイン名とパスワードによる認証を行って、パソコンを利用できる状態にすることを、 ログイン ( login ) と言います。
「Mac OS X」と書かれた画面の「名前」欄にログイン名を入力し、「パスワード」欄にパスワードを入力し、「ログイン」ボタンをクリックしますと、ログインできます。 これで、パソコンが利用できる状態になります。
東京女子大学のMacは、初めて利用するときには初期設定を行う必要があります。 この初期設定は、1回だけ行えばよいものです。 指示通りに操作してください。
認証によるパソコンの利用を終了することを、 ログアウト ( logout ) と言います。
左上のリンゴのマークのクリックして「ログアウト」を選択し、「ログアウト」ボタンをクリックしますと、ログアウトできます。
もし、パソコンを使い終ったのにログアウトしないで立ち去りますと、その場に現れた第三者が本人になりすましてパソコンを利用するかもしれません。 すると、パスワードが知られるのと同じような被害に遭う可能性があります。 パソコンを使い終わりましたら、忘れずにログアウトしてください。
ログインしたときに表示される画面を デスクトップ ( desktop ) と呼びます。 この呼び名は、パソコンを操作することが、あたかも机の上で作業するようなイメージであることに由来します。
デスクトップに表示される長方形を ウィンドウ ( window ) と呼びます。 一般的に、ウィンドウは、移動したり、大きさを変えたり、重ねたり、閉じたりできます。 また、 アイコン ( icon ) と呼ばれる小さな絵に変えることもできます。
デスクトップの一番上にある白い部分を メニューバー ( menu bar ) と呼びます。 また、デスクトップの一番下にある水色の部分を Dock と呼びます。
ウィンドウの一番上にある灰色の部分を タイトルバー ( title bar ) と呼びます。 タイトルバーをクリックしますと、そのウィンドウが手前にあるように表示されます。 このようになったウィンドウを アクティブウィンドウ ( active window ) と呼びます。 ウィンドウをアクティブにしますと、ウィンドウに対する操作が可能になります。
タイトルバーをドラッグしますと、そのウィンドウが移動します。
タイトルバーの左には、赤ボタン、黄色ボタン、および緑ボタンがあります。
なお、Dockに格納されたアイコンをクリックしますと、元のウィンドウに戻ります。
緑ボタンでは、ウィンドウの大きさが自由に変えられません。 自由に変えるには、ウィンドウの右下の斜線部分をドラッグします。
ウィンドウによっては、一番右や一番下に水色の棒が表示されます。 この棒を スクロールバー ( scroll bar ) と呼びます。 スクロールバーをドラッグしますと、ウィンドウからはみ出していた部分が表示されます。 この、ウィンドウからはみ出していた部分を表示することを、 スクロール ( scroll ) と言います。 スクロールバーの端にある三角を スクロールアロー ( scroll arrow ) と呼びます。 スクロールアローをクリックしても、スクロールできます。
Webブラウザ「Safari」の使い方は、回を改めて説明します。 今日は、シラバスなどの大学ページの閲覧方法を紹介します。
もし、メニューバーの右側に「あ」と書かれていましたら、「あ」をクリックして「A」に切り替えます。
「Safari」を起動してシラバスを閲覧するには、次のように操作します。
東京女子大学のMacには、タイピング練習ソフト「 Typist 」がインストールされています。 パソコンを使いこなすには、ある程度の速さでタイピングができなくてはいけません。 タイピングに自信のない人は、このソフトで練習するとよいでしょう。
「Typist」を起動するには、次のように操作します。