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コンピュータI(コンピュータリテラシ)第2回

目次 索引
2.1 出席確認の方法
2.2 インターネット
2.2.1 インターネットとは
2.2.2 インターネットにおけるサービス
2.2.3 ドメイン名
2.3 電子メール(1)
2.3.1 電子メールとは
2.3.2 メールアドレス
2.3.3 メールの送信
2.3.4 メールの受信
2.3.5 メールボックス
2.4 日本語の入力
2.4.1 入力モード
2.4.2 ローマ字入力
2.4.3 漢字変換
2.4.4 文字パレット
2.5 クリップボード
2.5.1 クリップボードとは
2.5.2 クリップボードの使い方
2.6 パスワード(2)
2.6.1 パスワードの変更
2.7 参考文献

2.1 出席確認の方法

この授業は、出席回数も成績評価の対象になります。 出席の確認は、特別なソフトによって機械的に行います。 授業が始まったら、出席の証拠としてログインしてください。

なお、このソフトはログイン情報という個人情報を収集します。 収集した情報は、出席確認のためだけに使います。


2.2 インターネット

2.2.1 インターネットとは

インターネットとは、世界各地のコンピュータ・ネットワークを相互接続して構成された、地球規模のコンピュータ・ネットワークです。 ここで、コンピュータ・ネットワークとは、コンピュータ同士がデータ通信を行うためのシステムです。 インターネットを利用しますと、近距離か遠距離かという地理的な位置関係に影響されないデータ通信が実現できます。

2.2.2 インターネットにおけるサービス

インターネットを利用したデータ通信の種類を、サービスと呼びます。 インターネットにおけるサービスとして、電子メールやWWWがあげられます。 言い替えれば、インターネットは電子メールやWWWなどのサービスを提供するための基盤です。

2.2.3 ドメイン名

ドメイン名とは、インターネットにおいて住所の役割を果たす文字列です。 ドメイン名は階層構造を持ちます。 具体的には、狭い順に階層の名前を並べ、各階層をドット(.)で区切ります。

例えば、東京女子大学のドメイン名は、「twcu.ac.jp」です。 これは、日本(jp)の研究教育機関(ac)の東京女子大学(twcu)という階層構造を表しています。


2.3 電子メール(1)

2.3.1 電子メールとは

電子メールとは、インターネットを利用した、メッセージ交換システムです。 電子メールは、郵便よりも高速にメッセージが送信できます。 また、電話と違って、都合のよいときにメッセージが受信できます。

2.3.2 メールアドレス

メールアドレスとは、電子メールの宛先を表す文字列です。 メールアドレスは、一般的に、ログイン名@ドメイン名という形式を持ちます。

東京女子大学では、メールアドレスは、ログイン名@twcu.ac.jpです。

2.3.3 メールの送信

Apple Mailは、Macの標準のメールソフトです。 今日は、練習として、Apple Mailを使って自分宛にメールを送信します。 次のように操作してください。 もし、メニューバーの右側に「あ」と書かれていましたら、「あ」をクリックして星条旗に切り替えてください。

  1. Dockの「Mail」アイコンをクリック。
  2. パスワードを聞かれたら、パスワードを入力し、「OK」ボタンをクリック。
  3. ツールバーの「新規」をクリック。
  4. 「宛先」欄に宛先(今回は自分のメールアドレス)を入力。
  5. 「件名」欄に件名(今回は「test」)を入力。
  6. 下半分の欄に本文(今回は「test」)を入力。
  7. ツールバーの「送信」をクリック。

なお、メールの本文の欄でreturnキーを押して離しますと、改行が入力されます。

2.3.4 メールの受信

メールを送信しましたので、続いてこのメールを受信します。 次のように操作してください。

  1. Dockの「Mail」アイコンをクリック。
  2. パスワードを聞かれたら、パスワードを入力し、「OK」ボタンをクリック。
  3. ツールバーの「受信」をクリック。

2.3.5 メールボックス

受信したメールは、メールボックスと呼ばれる場所に格納されます。 ツールバーの「メールボックス」を数回クリックし、メールボックスウィンドウが表示されるようにしてください。 メールボックスウィンドウの「受信」をクリックしますと、受信メールの一覧が表示されます。 一覧の中の一項目をクリックしますと、そのメールが表示されます。


2.4 日本語の入力

2.4.1 入力モード

漢字などの日本語を入力するには、入力モードを切り替えてからキー入力します。 ここで、入力モードとは、Aキーを「a」と解釈するか、「あ」と解釈するかという、キー入力の解釈の種類です。 入力モードには、次のようなものがあります。

入力モードを切り替えるには、メニューバーの右のアイコンをクリックします。 また、英数キーやかなキーでも切り替えられます。

2.4.2 ローマ字入力

入力モードをひらがなに切り替えますと、ひらがなが入力できます。 ただし、キーに書かれているひらがなではなく、ローマ字をキー入力します。 ひらがなとローマ字の対応は、以下の通りです。

表 2.1  ひらがなとローマ字の対応
あ = A い = I う = U え = E お = O


か = KA き = KI く = KU け = KE こ = KO きゃ = KYA きゅ = KYU きょ = KYO
さ = SA し = SI, SHI す = SU せ = SE そ = SO しゃ = SYA, SHA しゅ = SYU, SHU しょ = SYO, SHO
た = TA ち = TI, CHI つ = TU, TSU て = TE と = TO ちゃ = TYA, CHA ちゅ = TYU, CHU ちょ = TYO, CHO
な = NA に = NI ぬ = NU ね = NE の = NO にゃ = NYA にゅ = NYU にょ = NYO
は = HA ひ = HI ふ = HU, FU へ = HE ほ = HO ひゃ = HYA ひゅ = HYU ひょ = HYO
ま = MA み = MI む = MU め = ME も = MO みゃ = MYA みゅ = MYU みょ = MYO
や = YA
ゆ = YU
よ = YO


ら = RA り = RI る = RU れ = RE ろ = RO りゃ = RYA りゅ = RYU りょ = RYO
わ = WA


を = WO


ん = NN






が = GA ぎ = GI ぐ = GU げ = GE ご = GO ぎゃ = GYA ぎゅ = GYU ぎょ = GYO
ざ = ZA じ = ZI, JI ず = ZU ぜ = ZE ぞ = ZO じゃ = ZYA, JA じゅ = ZYU, JU じょ = ZYO, JO
だ = DA ぢ = DI づ = DU で = DE ど = DO ぢゃ = DYA ぢゅ = DYU ぢょ = DYO
ば = BA び = BI ぶ = BU べ = BE ぼ = BO びゃ = BYA びゅ = BYU びょ = BYO
ぱ = PA ぴ = PI ぷ = PU ぺ = PE ぽ = PO ぴゃ = PYA ぴゅ = PYU ぴょ = PYO
ぁ = XA ぃ = XI ぅ = XU ぇ = XE ぉ = XO




っ = XTU, XTSU




ゃ = XYA
ゅ = XYU
ょ = XYO


ー = - 、 = , 。 = . 「 = [ 」 = ]


通常、「っ」は、直後の子音字を重ねることで入力します。 例えば、「にっぽん」は「NIPPON」です。

なお、ひらがなには下線が引かれますが、これはreturnキーを押して離しますと消えます。

カタカナを入力するには、入力モードをカタカナに切り替えてから、ローマ字入力を行います。

2.4.3 漢字変換

漢字を入力するには、入力モードをひらがなに切り替えてから、その読みをローマ字入力し、スペースキーを押して離します。 すると、入力されたひらがなが適当に文節に区切られ、候補となる漢字が表示されます。 漢字が正しければ、returnキーを押して離します。 漢字が間違っていれば、矢印キーで文節を選び、スペースキーで次の候補を選びます。

文節の区切りが間違っている場合は、区切り方を変更します。 shiftキーを押しながら左矢印キーを押して離しますと、文節が縮みます。 shiftキーを押しながら右矢印キーを押して離しますと、文節が伸びます。

2.4.4 文字パレット

特殊な文字を入力するには、文字パレットを利用します。


2.5 クリップボード

2.5.1 クリップボードとは

クリップボードとは、操作中のデータを一時的に格納できるところです。 クリップボードは、文章を推敲するときに役立ちます。

2.5.2 クリップボードの使い方

クリップボードを利用するには、まず、操作対象のウィンドウをクリックします。 そして、クリックやドラッグで位置や範囲を選択します。 最後に、メニューバーの「編集」をクリックし、「カット」、「コピー」、「ペースト」のいずれかを選びます。 それぞれの機能は次の通りです。

カット
ウィンドウの選択範囲をクリップボードに移動します。 選択範囲は削除されます。 広い範囲を削除するときにも使えます。
コピー
ウィンドウの選択範囲をクリップボードにコピーします。 選択範囲は削除されません。
ペースト
クリップボードの内容をウィンドウの選択位置にコピーします。 ペーストしても、クリップボードの内容は消えません。

2.6 パスワード(2)

2.6.1 パスワードの変更

今日はパスワードを変更します。 次のように操作してください。

  1. Dockの「システム環境設定」アイコンをクリック。
  2. 「システム」分類の「アカウント」をクリック。
  3. 「パスワード」タブをクリック。
  4. 「パスワード」欄をクリックし、deleteキーを押して離す。
  5. 「現在のパスワード」欄に変更前のパスワードを入力して、「OK」ボタンをクリック。
  6. 「パスワード」欄に変更後のパスワードを入力。
  7. 「確認」欄に変更後のパスワードを入力。
  8. ウィンドウを閉じる。

2.7 参考文献


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2005年4月20日更新
小西 善二郎 <konishi@twcu.ac.jp>
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