注意1: この授業の情報は、私のホームページ
と、全教員共通の「DS・ICT入門I」公式サイト
に掲載しています。 必要に応じて参照してください。
注意2: メーリング・リストで通知したとおり、今回と次回は暫定パスワードが書かれたプリントを使います。 もしプリントを忘れてしまった場合は、情報処理センターの事務室(4号館1階)でパスワードを再発行してもらってください。 なお、すでにパスワードを変更していて、パスワードを覚えているならば、プリントは要りません。
データサイエンスとICTのリテラシ
インターネットやAI・データサイエンスをはじめとした今日の情報通信社会で必要とされる基礎的な技能と概念を習得し、問題分析能力や問題解決能力を養うことを目的とする。 コンピュータの基本操作、インターネット・WWW・電子メールの概念や仕組み、情報の検索と利用、著作権と引用、ファイルシステム、情報倫理、安全対策、ワープロ・表計算・プレゼンテーションの利用、データ・AIの社会での活用方法や留意事項などを学ぶ。
講義時間以外にも、タッチタイピングの練習、電子メール(東女Gmail)、Web、Officeアプリなどを積極的に利用してください。 そのほか、担当教員が課題を提示します。
奥村晴彦・森本尚之『改訂第5版 基礎からわかる情報リテラシー』(技術評論社)
吉岡剛志・森倉悠介・小林領・照屋健作『AIデータサイエンスリテラシー入門』(技術評論社)
参考資料を講義の中で紹介します。
平常点および学期中の課題:タイピング:1年次必須情報検索ガイダンスWebテストの受講状況:Infoss情報倫理(Webclass)修了テストの成績:総合発展課題を、30:10:5:25:30の比率で評価します。 平常点には出席状況の他に講義中に行う演習等も含まれます。
担当教員によって異なるが、学生の提出物や発表に対してコメントを返します。
以下の点を評価します。
後期に必修科目としてDS・ICT入門IIを開講しています。 これは、DS・ICT入門Iの後期科目として設置していて、大学4年間での学習で必要な、データ分析やレポート・論文の作成、発表についての技法を集中的に学ぶ科目です。
回数 | 授業内容 | 教室外学習 | |
---|---|---|---|
内容 | 時間の目安 | ||
1 |
導入1
1A)キーボードとマウスについての説明 1B)本人認証(ログイン、ログアウト、パスワード)についての説明 1C)ログインパスワード、履修登録パスワード、メールパスワードについての説明 1D)パスワード変更についての説明 1E)東女のシステム利用(シラバス閲覧・科目登録)、著作権(概要と引用)、タイピング練習についての説明 1F)Microsoft365の利用方法の説明 |
第1回講義時までに購買センターでテキストを購入し、テキスト「基礎からわかる情報リテラシー」の第1章、第10章、第11章を読んでくること。 担当教員の提示した課題を行うこと。 | 120 |
2 |
導入2
2A)パスワード変更 2B)電子メール 電子メールの概要、ヘッダ(宛先、Cc、Bcc、件名など)、東女Gmail、東女Gmailの操作(文字列の複写・移動・削除、受信、送信、署名、添付、携帯電話からの利用)、電子メール利用のマナー |
テキスト「基礎からわかる情報リテラシー」の第3章を読んでくること。 担当教員の提示した課題を行うこと。 | 120 |
3 |
ファイルシステム1
ファイルとフォルダ、文字入力と保存 |
テキスト「基礎からわかる情報リテラシー」の第2章、第4章を読んでくること。 担当教員の提示した課題を行うこと。 | 120 |
4 | 図書館1年次必須情報検索ガイダンス(WebClass) | 図書館1年次必須情報検索ガイダンス(WebClass)を受講し、確認テストを受験すること。 | 120 |
5 | インターネットとサービスの仕組み | テキスト「基礎からわかる情報リテラシー」の第9章、第10章を読んでくること。 担当教員の提示した課題を行うこと。 | 120 |
6 | WWWと情報の検索・利用 | テキスト「基礎からわかる情報リテラシー」の第3章、第8章を読んでくること。 担当教員の提示した課題を行うこと。 | 120 |
7 | 著作権、引用、情報と法律 | テキスト「基礎からわかる情報リテラシー」の第10章、第11章を読みなおしてくること。 担当教員の提示した課題を行うこと。 | 120 |
8 |
社会におけるデータ・AI利活用
8A)社会で起きている変化 8B)社会で活用されているデータ 8C)データ・AIの活用領域 8D)データ・AI利活用のための技術 8E)データ・AI利活用の現場 8F)データ・AI利活用の最新動向 |
テキスト「AIデータサイエンスリテラシー入門」の第1章を読んでくること。 担当教員の提示した課題を行うこと。 | 120 |
9 |
データ・AI利活用における留意事項
9A)データ・AIを扱う上での留意事項 9B)データを守るうえでの留意事項 |
テキスト「AIデータサイエンスリテラシー入門」の第3章を読んでくること。 担当教員の提示した課題を行うこと。 | 120 |
10 |
Infoss情報倫理(WebClass)
序章 インターネットを始める前に、第1章 ユーザ認証とアカウント、第2章 インターネットの基本的な注意点、第3章 インターネット上のコミュニケーション、第4章 インターネットでの取引、第5章 セキュリティ対策、第6章 著作権と個人情報保護法、第7章 ネットワーク社会を取り巻く法律 |
Infoss情報倫理(WebClass)の指定された箇所を行うこと。 担当教員の提示した課題を行うこと。 | 120 |
11 |
ファイルシステム2
ファイルシステムの復習、フォルダとファイル操作 |
テキスト「基礎からわかる情報リテラシー」第4章を読みなおしてくること。 担当教員の提示した課題を行うこと。 | 120 |
12 |
Officeアプリ1(主にMicrosoft Word)
第12~第14回を通じて、Word/Excel/PowerPointの基本概念、起動と終了、ファイルの新規作成と保存、ファイルの開き方と上書き保存の仕方は扱います。 また、Excelを扱う際にはデータサイエンスの初歩についても学びます。 |
テキスト「基礎からわかる情報リテラシー」の第5章、第6章、第7章を読んでくること(担当教員が指示する)。 担当教員の提示した課題を行うこと。 | 120 |
13 | Officeアプリ2(主にMicrosoft Excel) | テキスト「基礎からわかる情報リテラシー」の第5章、第6章、第7章を読んでくること(担当教員が指示する)。 担当教員の提示した課題を行うこと。 | 120 |
14 | Officeアプリ3(主にMicrosoft PowerPoint) | テキスト「基礎からわかる情報リテラシー」の第5章、第6章、第7章を読んでくること(担当教員が指示する)。 担当教員の提示した課題を行うこと。 | 120 |
15 | 総合発展課題 | 担当教員の提示した課題を行うこと。 総合発展課題を行うこと。 | 120 |
備考 | スケジュールの時間配分については、授業の進み具合により調整されることがあります。 |
東京女子大学では、「学内統一パスワード」とよばれるパスワードひとつで、学内の多くのシステムが利用できるようになっています。 利用できるシステムは以下のとおりです。
プリントに書いてある暫定パスワードは、すでに誰かに見られたり、これから誰かに見られる可能性があります。 暫定パスワードは、必ず変更してください。 まだ変更していなければ、次の授業の中で変更します。 以下の条件にあうパスワードを考えてきてください。
情報処理教室のパソコンは、例えばデスクトップにファイルを保存しても、そのパソコンには保存されず、「ファイルサーバー」とよばれるネットワーク上の機器に保存される仕組みになっています。 そのため、情報処理教室のどのパソコンを使っても、デスクトップには同じファイルがあり、同じように使えます。
プリンターは、1年間に4,000ポイントが割り当てられ、A4用紙に白黒印刷すると5ポイント、カラー印刷すると20ポイント消費されるという仕組みです。 4,000ポイントを越えても、ポイントを購入すれば印刷できますが、無駄な印刷はしないようにしてください。
大学の授業計画をまとめたものは、シラバスとよばれます。 シラバスを閲覧するには、CampusSquareというシステムを利用します。 CampusSquareを利用するには、以下のようにしてください。
授業の履修登録を行うときも、CampusSquareを利用します。 以下のようにしてください。
著作権については、第7回の授業で詳しく説明します。 今日は、レポート作成などで「コピペ」をするな、というプリントを配布します。 DS・ICT入門Iの公式サイトの「その他」の「不正行為に対する警告」をダウンロードしてください。
最終回の授業中に、タイピング試験を行う予定です。 タイピングに自信がないという人は、今から少しずつ練習してください。
タイピング・ソフトはWeb上のものを利用します。 DS・ICT入門Iの公式サイトの「タイピング」の「タイピングソフト」をクリックし、「実力アップコース」の「短文」の「ローマ字入力」をクリックし、「元気が出る言葉」、「健康のことわざ」、「数のある言葉」、「からだの慣用句」のいずれかをクリックしてください。 スコア100未満でタイピングは0点、スコア300以上でタイピングは満点と評価する予定です。
情報処理教室のパソコンにはMicrosoft Office(Word、Excel、PowerPoint)がインストールされていますが、自宅のパソコンにはインストールされていないという人もいると思います。 そのような人は、Microsoft365を検討してください。
東京女子大学はマイクロソフトと契約して、東京女子大学の学生であれば、自宅のパソコンにMicrosoft365をインストールできるようにしています。 自宅のパソコンにMicrosoft365をインストールすれば、Word、Excel、PowerPointが使えるようになります。
パスワード、プリンター、Microsoft365などについては、「東京女子大学 学生ポータルサイト」に詳しい情報が載っています。 以下を参照してください。
『基礎からわかる情報リテラシー』p.2を参照。
『基礎からわかる情報リテラシー』p.9を参照。
『基礎からわかる情報リテラシー』pp.19--22を参照。
『基礎からわかる情報リテラシー』pp.151--153を参照。
『基礎からわかる情報リテラシー』pp.3--4を参照。
『基礎からわかる情報リテラシー』pp.5--7を参照。