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情報処理技法(リテラシ)I 第2回

目次
索引

パスワードの変更(2)

前回予告したとおり、今日はパスワードを変更します。 パスワードの変更の仕方は、以下のとおりです。

  1. 「東京女子大学 情報処理センター」と検索し、「東京女子大学 情報処理センター」というリンクをクリック。
  2. 情報処理センターのトップページが表示されたら、「統一パスワード」という見出しの下側の「パスワード変更」ボタンをクリック。
  3. 「学内統一パスワード変更ページ」が表示されたら、「アカウント名@cis.twcu.ac.jp(学生)」をクリック。
  4. パスワード変更ページが表示されたら、「ユーザー名」に学生番号、「現在のパスワード」に暫定パスワード、「新しいパスワード」と「新しいパスワード(確認)」に考えてきたパスワードを入力し、「パスワード変更」ボタンをクリック。
  5. 「パスワードを変更しました」と表示されたら完了。

電子メール(1)

東女Gmailとは

東京女子大学では、電子メールは「東女Gmail」を利用します。 Gmailとは、Googleが提供するメール・サービスです。 Gmailは、誰でも無料で利用できますが、広告が付いてしまいます。 東京女子大学では、Googleと契約して、東京女子大学専用のGmail(東女Gmail)を提供してもらいました。 東女Gmailは、東京女子大学関係者のみが利用でき、広告は付きません。

東女Gmailでは、メールアドレスは「学生番号@cis.twcu.ac.jp」です。

東女Gmailを利用するには、以下のようにしてください。

  1. 「東京女子大学 情報処理センター」と検索し、「東京女子大学 情報処理センター」というリンクをクリック。
  2. 情報処理センターのトップページが表示されたら、「東女Gmail & Classroom」という見出しの下側の「東女Gmailログイン」ボタンをクリック。

注意: パソコンを家族で共用している場合は、東女Gmailを使い終わったら、念のためログアウトしましょう。 東女Gmailからログアウトするには、右上のイニシャル・アイコンをクリックして、「ログアウト」ボタンをクリックしてください。

Gmailからログアウト(1)
Gmailからログアウト(1)

差出人の設定

東女Gmailでは、次のようにして、差出人の名前が設定できます。

1. 右上にある「設定」(歯車)→「すべての設定を表示」とクリックする。

差出人の名前の設定(1)
差出人の名前の設定(1)

2. 設定ページが表示されるので、「アカウント」をクリックする。

3. 「名前」項目の「情報を編集」をクリックする。

差出人の名前の設定(2)
差出人の名前の設定(2)

4. 「メールアドレスの編集」ウィンドウで入力欄の左のラジオボタンをクリックする。

5. 入力欄に差出人の名前を入力する。 (日本語でもアルファベットでもよい。)

差出人の名前の設定(3)
差出人の名前の設定(3)

6. 「変更を保存」ボタンをクリックする。

これで、メールを送信すると、差出人の名前が分かるようになります。

署名の設定

手紙では、本文の最後に署名(サイン)を行う習慣があります。 メールでも、本文の最後に 署名 signature )として、名前やメールアドレスを書く場合が多いです。

東女Gmailでは、次のようにして、署名が設定できます。 署名は複数登録でき、それらを「新規メール用」と「返信/転送用」に割り当てられます。

1. 右上にある「設定」(歯車)→「すべての設定を表示」とクリックする。

2. 設定ページが表示され、「全般」が選択されていることを確認する。

3. 「署名」項目で「新規作成」ボタンをクリックする。

署名の設定(1)
署名の設定(1)

4. 「新しい署名に名前を付ける」ウィンドウが開くので、「署名1」などと入力する。

5. 入力欄に署名を入力する。 (名前やメールアドレスなど。)

6. 署名を追加登録するには、再び「新規作成」ボタンをクリックし、「署名2」などと名前を付け、入力欄に署名を入力する。

7. 「新規メール用」と「返信/転送用」のドロップダウンリストで、登録した署名を選択する。

署名の設定(2)
署名の設定(2)

8. 下側の「変更を保存」ボタンをクリックする。

これで、メールを作成するときは、自動的に本文に署名が挿入されます。

メールのヘッダ

東女Gmailで「作成」ボタンをクリックすると、「宛先」や「件名」という入力欄が現れます。

メールのヘッダー(1)
メールのヘッダー(1)

また、「受信トレイ」のメールを開き、差出人欄の下向き三角ボタン(詳細を表示)をクリックすると、「From」、「To」、「日付」、「件名」などの欄が表示されます。

メールのヘッダー(2)
メールのヘッダー(2)

このような、メールの本文以外のデータを、メールの ヘッダー header )と呼びます。 インターネットでは、メールのヘッダーに基づいて、メールのサービスが行われます。

メールの返信

受信したメールに対して返事を書くとき、 返信 reply )の機能を利用すると、相手のメールアドレスを入力する手間が省けます。

メールに返信するには、返信したいメールを開いて、左向き矢印ボタン(返信)をクリックします。

メールの返信(1)
メールの返信(1)

すると、返信用の入力欄が追加されます。 入力欄が小さいので、左側の矢印ボタンをクリックして、「返信をポップアウト」をクリックしてください。

メールの返信(2)
メールの返信(2)

さらに、件名を確認するために、左側の矢印ボタンをクリックして、「件名を編集」をクリックしてください。

メールの返信(3)
メールの返信(3)

そして、以下の点に注目してください。

メールの返信(4)
メールの返信(4)

返信の件名に「Re:」が追加されるのは、メールの習慣です。

返信の本文に付く記号は、元の本文の 引用 quote )を表します。 引用をうまく利用すると、質問と回答の対応が分かりやすくなります。 なお、引用を表すのに、記号が付くのでなく、色が付くことがあります。

メールの転送

受信したメールの内容を他の人に知らせるとき、 転送 forwarding )の機能を利用すると、本文をコピーする手間が省けます。

メールを転送するには、転送したいメールを開いて、右向き矢印ボタン(転送)をクリックするか、三点ボタン(その他)をクリックし、「転送」をクリックします。

メールの転送(1)
メールの転送(1)

すると、転送用の入力欄が追加されます。 入力欄が小さいので、左側の矢印ボタンをクリックして、「返信をポップアウト」をクリックしてください。 さらに、件名を確認するために、左側の矢印ボタンをクリックして、「件名を編集」をクリックしてください。 そして、以下の点に注目してください。

メールの転送(2)
メールの転送(2)

返信と違って、転送は宛先が決まっていないので、「宛先」欄は空なのです。

件名の「Fwd:」については、返信の「Re:」ほどは定着していませんが、転送のForWarDでしょう。

ファイルの添付

本来、メールは、文字データを交換するためのサービスです。 その後、画像ファイル、ワープロ文書ファイルなどの色々なファイルの内容を、メールに追加できるようになりました。 ファイルの内容をメールに追加することを、ファイルの 添付 attachment )と言います。

メールにファイルを添付するには、次のようにします。

1. メールを作成中にする。

2. 「ファイルを添付」(クリップ)をクリックする。

添付ファイル(1)
添付ファイル(1)

3. 保存したフォルダ名→保存したファイル名とクリックする。

4. 「開く」ボタンをクリックする。

「受信トレイ」などのメールの一覧では、ファイルが添付されたメールには、ファイル名のアイコンが付きます。

添付ファイル(2)
添付ファイル(2)

そのようなメールを開くと、添付されたファイルの一覧が表示されます。 その中のファイルをダウンロードするには、「ダウンロード」(下向き矢印)をクリックします。

添付ファイル(3)
添付ファイル(3)

すると、ダウンロード・フォルダにファイルがダウンロードされます。 ダウンロードされたファイルは、ファイル名の重複を避けるため、ファイル名に番号が追加される場合があります。

スレッド

東女Gmailの特徴の一つに、 スレッド thread )というものがあります。 これは、メール→返信→返信の返信→返信の返信の返信→…というメールのやり取りを、一つにまとめる機能です。 スレッドの機能によって、メールによる議論の流れが分かりやすくなります。

「受信トレイ」などのメールの一覧では、スレッドは一つの項目として表されます。 それを開くと、まとめられたメールが続けて読めるように表示されます。

迷惑メール

東女Gmailのもう一つの特徴は、迷惑メール(一方的に送られる広告など)を自動的に判別し、「迷惑メール」に入れてしまう機能です。 「迷惑メール」に入ったメールは、30日後に自動消滅します。 この機能によって、迷惑メールを削除する手間が省けます。

残念ながら、迷惑メールの判別は完璧ではありません。 普通のメールが「迷惑メール」に入ってしまうことが、時々発生します。 自動消滅してしまう前に、定期的に左側の「もっと見る」→「迷惑メール」とクリックして、普通のメールが入っていないか確認してください。

メールの削除

迷惑メールは自動的に削除されますが、不要なメールを自分で 削除 deletion )することもできます。

メールを削除するには、削除したいメールを開いて、ゴミ箱ボタン(削除)をクリックします。

メールの削除(1)
メールの削除(1)

本当は、この操作ではメールは削除されず、「ゴミ箱」に移動されるだけです。 「ゴミ箱」のメールを開き、「完全に削除」ボタンをクリックすると、本当に削除されます。 「ゴミ箱」のメールは30日で自動消滅しますので、単に放置してもよいでしょう。

自宅からの利用

東女Gmailは、自宅のパソコンでも利用できます。 ウェブ・ブラウザー(Edge, Chrome, Firefoxなど)を起動し、アドレス欄に

http://mail.cis.twcu.ac.jp/

と入力してください。

授業によっては、メールによるレポート提出は、差出人が学内のメールアドレス(学生番号@cis.twcu.ac.jp)でないと受理されない場合があります。 そのようなときでも、東女Gmailを使えば、自宅からレポートが提出できるのです。

メールの自動転送

東女Gmailは、スマートフォンでも利用できますが、ウェブ・ブラウザーを起動する必要があります。 次のようにして、メールの自動転送の設定をしておけば、スマートフォンのメール機能でメール(のコピー)を受信することができます。

  1. 右上にある「設定」(歯車)→「すべての設定を表示」とクリックする。
  2. 設定ページが表示されるので、「メール転送とPOP/IMAP」をクリックする。
  3. 「転送」項目の「転送先アドレスを追加」ボタンをクリックする。
  4. 入力欄にスマートフォンのメール・アドレスを入力し、「次へ」ボタンをクリックする。
  5. 「続行」ボタンをクリックし、「OK」ボタンをクリックする。
  6. 少し待つと、スマートフォンに確認コードが書かれたメールが届く。
  7. 「転送」項目にスマートフォンのメール・アドレスが表示されるので、「確認コード」入力欄に確認コードを入力して「確認」ボタンをクリックする。
  8. 「転送」項目にラジオボタンが表示されるので、「受信メールを〜に転送して」の左をクリックし、「〜のメールを受信トレイに残す」を選択する。
  9. 下側の「変更を保存」ボタンをクリックする。

日本語の入力

テキストpp.23--26を参照。


電子メール(2)

テキストpp.31--36を参照。


参考文献


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2021年4月11日更新
小西 善二郎 <konishi@cis.twcu.ac.jp>
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