目次 |
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この授業では、高度なホームページの作成を通じて、コンピュータとネットワークに対する理解を深めることを目標とします。 具体的には、以下の項目がポイントになります。
シラバスの説明、ホームページ・ガイドライン、ホームページ作成の準備。
文と段落、特殊記号、テキストの強調、見出し、引用、アドレス、整形済みテキスト、強制改行。
リスト、コメントとインデント、HTML構造、字揃え、フォントの変更、水平線。
div要素とspan要素、style属性、style要素。
表。
画像の埋め込み、背景画像、リンクとアンカー。
フレーム。
コマンド、オンラインマニュアル、コマンドによるファイル管理。
パス名、HTMLにおけるパス名、ユーザとグループ、アクセス権。
IPアドレスの仕組み、プライベートアドレスとグローバルアドレス、ドメイン名の仕組み、DNSによるドメイン名の解決。
絶対URL/URI、相対URL/URIの解決、HTMLにおけるURL/URI。
HTTP、CGI。
レポートとアンケートの締め切りを、次の授業の開始時刻とします。 この締め切りは整理の都合によるものであり、遅れて提出してもなるべく採点します。
授業はホームページ
http://www.twcu.ac.jp/~konishi/index-j.html
にそって進めます。
授業内容に応じて参考資料を紹介します。 学内の計算機システムについては、「東京女子大学計算機利用の手引き」(2001年度版)を参考にしてください。
原則として毎回レポート課題を出します。 課題のない日は出席を確認するアンケートを行います。 レポートの採点結果とアンケートの提出回数を総合して成績を決定します。
端末の台数の関係で、履修希望者が44名を越えましたら抽選を行います。
東京女子大学では、ホームページ開設に関してガイドラインを設けています。 これは、著作権やプライバシーなどの問題を起さないことを目的としています。 「東京女子大学計算機利用の手引き」に記載されていますので、必ず読んでおいてください。
この授業では、演習で色々なホームページを作成します。 すでに自分でホームページを開設している学生も多いと思いますので、授業用のディレクトリを作り、そこに演習で作ったファイルを置くことにします。 なお、レポート採点の都合上、授業用ディレクトリの中を調べることがあります。 授業用ディレクトリに授業と関係のないファイルを置かないでください。
はじめに、端末エミュレータを起動します。 フロントパネルの中央左下にある端末のアイコンをダブルクリックしてください。 端末エミュレータで、 ls WWW とタイプして、Enterキーを押します。
b00a001@Ampere:~% ls WWW index.html index.html~ kabegami.jpg b00a001@Ampere:~%
このように表示された場合は、「授業用ディレクトリの作成(2)」に進んでください。
b00a001@Ampere:~% ls WWW WWW: ファイルもディレクトリもありません。 b00a001@Ampere:~%
このように表示された場合は、次のように入力してください。
b00a001@Ampere:~% mkdir WWW b00a001@Ampere:~%
続いて、次のように入力してください。
b00a001@Ampere:~% cd WWW b00a001@Ampere:~/WWW%
ls ip2a と入力して
b00a001@Ampere:~/WWW% ls ip2a ip2a: ファイルもディレクトリもありません。 b00a001@Ampere:~/WWW%
と表示されることを確認したあと
b00a001@Ampere:~/WWW% mkdir ip2a b00a001@Ampere:~/WWW% cd ip2a b00a001@Ampere:~/WWW/ip2a%
と入力してください。 これで授業用ディレクトリができました。
端末エミュレータを終了するには、
b00a001@Ampere:~/WWW/ip2a% exit
と入力してください。
授業中、ホームページの作成手順は、各自の慣れている方法で行って構いません。 ここでは例として、"Good morning!"と表示するホームページの作り方を説明します。
はじめに、端末エミュレータを起動します。
b00a001@Ampere:~% cd WWW b00a001@Ampere:~/WWW% cd ip2a b00a001@Ampere:~/WWW/ip2a%
と入力して、授業用ディレクトリに移動します。
b00a001@Ampere:~/WWW/ip2a% xemacs & [1] 3643 b00a001@Ampere:~/WWW/ip2a%
と入力しますと、テキスト・エディタXEmacsのウィンドウが開きます。
ウィンドウ上部のメニューで、「ファイル」「開く...」とクリックしてください。 ファイル一覧のウィンドウが開きます。 このウィンドウの下部に、
Fild file: ~/WWW/ip2a/
と表示されています。 ここで編集したいファイルの名前(例えばex1.html)を入力し、Enterキーを押してください。 すでにあるファイルならばその内容が表示され、新しいファイルならばHTML文書の雛型が表示されます。 ex1.htmlは新しいファイルなので雛型が表示されていますが、この例では必要ありませんので削除します。 カーソルを移動し、DELキーを何度か押して、すべて消してください。 そして、 Good morning! とタイプします。 すべてタイプしましたら、ファイルを保存します。 保存は、メニューで「ファイル」「保存」とクリックしてください。
XEmacsを終了するには、メニューで、「ファイル」「XEmacs終了」とクリックします。
続いて、作成したHTMLファイルをWWWブラウザで表示します。 端末エミュレータで、
b00a001@Ampere:~/WWW/ip2a% netscape & [1] 4024 b00a001@Ampere:~/WWW/ip2a%
と入力してください。 WWWブラウザNetscapeのウィンドウが開きます。
ウィンドウ上部のメニューで、「ファイル」「ページを開く(O)...」とクリックしてください。 「ページを開く」ウィンドウが開きます。 このウィンドウの右側にある、「ファイルを選択...」ボタンをクリックしてください。 ファイル一覧のウィンドウが開きます。 「選択」入力欄に
/home/b00a/b00a001/WWW/ip2a/
と表示されています。 ここで表示したいHTMLファイルの名前(ここではex1.html)を入力し、OKボタンをクリックしてください。 「ページを開く」ウィンドウに戻りますので、「Navigatorで開く」ボタンをクリックしてください。 作成したホームページが表示されます。
Netscapeを終了するには、メニューで「ファイル」「終了(X)」とクリックしてください。
履修者名簿の作成と予備知識の確認のため、アンケートを行います。 学生番号、氏名、科目名、授業の日付けを明記して、konishi@twcu.ac.jpあてにメールで回答してください。
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