Magic Touch for Mac 使用記

小田浩一@東京女子大学,2001

日本では、Vorax が扱っているアメリカ Keytec社のMagicTouch(tm)を 17インチと21インチのCRTモニタに組み込んで使用してみた。

ホストPCは、Macintosh(ここで試用したのは、PoweMac G4 733MHz/DVD-R)で、 インターフェースはUSBである。


1. ハードウェア接続とソフトウェアのインストール

1.1 ハードウェア接続

図1のように接続する。CRTに組み込んだ場合、CRTモニタの後ろ側から 電話線と同じタイプのモジュラープラグ付きのケーブルが出ている。これを 台湾製のUSB変換コネクタ(図中の中央、赤いLED が点灯している箱)を 介して、PC本体のUSBジャックや、図の場合CRT自体がUSB HUBの機能を 持っているので、そこに接続する。


図1 MagicTouch 付きのCRTとPCの接続の仕方

1.2 ソフトウェアのインストール

MagicTouch に付属のCDを開くと、インストーラがある(図2)ので、 これをダブルクリックしてインストールする。インストールすると、 再起動(Restart)を要求されるので、Restartボタンを押して再起動する。


図2 MagicTouch 付属のソフトウェアインストールCD

インストールが正常に終了すると、起動中から画面を指で触れるだけで マウスポインタを動かすことができるが、次の位置合わせをしないと マウスポインタを思う場所に動かすことはできない。


2. マウスポインタとタッチ位置の位置合わせ(キャリブレーション)

画面のタッチ位置と画面に表示させるマウスポインタの場所を一致させるために、 インストール後に、MagicTouch Utilty を使って位置合わせをする必要がある。

画面の解像度を変更したときにも位置が合わなくなるので、同様に位置合わせを する必要がある。位置合わせは簡単で、コントロールパネルのMagic Touch Utilの サブメニューにある Magic Touchを選択する(図3)。


図3 タッチ位置とマウスポインタの位置合わせには、MagicTouch Util を使う

MagicTouch Util が起動すると画面全体が白くなり、左下に大きな×印が表示 される(図4)。この×の位置を指などで触ると、次に画面中央に×印が表示される。 これに触れると最後に右上に×印が現れる。右上の×印に触れると位置合わせは 終了する。


図4 タッチ位置とマウスポインタの位置合わせ画面

DragStrip (3.7.2)を起動していると、MagicTouch Utilityが正常に 動作しなかった。DragStripをいったん終了して、位置合わせをし、再度 DragStrip を起動する必要がある。


3. 使用感

接続とソフトウェアのインストールや位置合わせは非常に簡単で なにも凝ったことがない。ダブルクリックの時間設定は、ふつうの コントロールパネルのマウス操作の設定を使う点も容易である。

最初に使ったときの印象をVoraxにE-mail したので、そのまま採録する:

本日到着しまして、今テストを終えたところです。快調に
動作しています。だいぶまえにニッシャという会社に
NEC PC98用にやはり画面に取りつけてもらったことがありますが、
あのときには、RS-232Cで座標信号をとることくらいしか
できませんでした。
マウスの変りになると、やっぱりだいぶ感じが違いますね。

どうしてもブラウン管の蛍光面とタッチパネルの間に数ミリあるので
視差があり、ちょっと細かいボタンなどの操作は困難ですが、
画面を 640 x 480 くらいにして使うと、わりとなんでもできるものだと
思いました。

drag のときの信号の不連続性がメニュー操作などでは問題に
なりますね。あと画面の端をあまりつかわないようにしないと
いけないとか、上手にデザインすると、なかなか面白いでしょう。

この後、PCの通常動作では問題になるのが主に以下の2点であることに 気づいた:


Written by Koichi Oda (k-oda@twcu.ac.jp). Last modified: Fri Apr 13 15:55:46 JST 2001