WDMドライバで音飛び解消!




伊神 純一@大阪府立盲学校 12.16.1999
今日は何かと問題になっている、Maestroのサウンドドライバについてです。
音声ソフトの音飛びが問題となっていましたが、WDMドライバを見つけ、解決することができましたので、以下に報告したいと思います。



Subject: [jarvi:11052] MaestroのWDMドライバ
Date: Thu, 16 Dec 1999 22:06:41 +0900
From: Jyunichi Igami <igami@osakapref-sb.ed.jp>

 JARVIの皆さん、こんにちは。伊神@大阪府盲です。
今日は何かと問題になっている、Maestroのサウンドドライバについてです。
音声ソフトの音飛びが問題となっていましたが、WDMドライバを見つけ、解決することができましたので、以下に報告したいと思います。

 まず、私の使用しているコンピュータは、SHARPのPC-FJ10です。
Maestro M2Eのチップが使われているようです。
この環境では音飛びの問題が解決しています。

 まずWDMドライバのある場所は、

ftp://ftp.esstech.com.tw/PCIAudio/Maestro2E/Win98/WDM2016.zip

です。

Maestroには、M1、M2、M2Eとあるようですが、
どれも同じドライバで大丈夫のようです。
これをダウンロードしてください(203KB)。
台湾のサイトでかなり遅いこともあるようです。
ダウンロードしたファイルを解凍すれば、準備は完了です。
注意:ここから先の作業をする場合、かならず成功するとはかぎりません。
現在使っているドライバを再インストールする準備をしておいてください。
コンピュータについてくるCDに入っている場合が多いと思いますが、
もしどうしても見つからない場合は、
以下のサイトから最新バージョンをダウンロードしてください(6631KB)。

ftp://ftp.esstech.com.tw/PCIAudio/Maestro2E/Win98/4_05_457.zip

このファイルを解凍し、setup.exeを起動、
メッセージに従って操作していけばインストールできます。

 それではインストール方法を説明します。
1.「コントロールパネル」の「システム」お開きます。
2.デバイスマネージャに移動し、サウンドおよびゲームのコントローラまでいきます。
3.右カーソルキーでその中を開くと、
ESS Multi Device・・・というのがあるはずです。
私の場合、一番最初にありました。
4.プロパティを開きます。
5.ドライバのタブに移動し、
「ドライバの更新のプッシュボタン」を押してください。
6.メッセージが出てきますが、「次へ」を押してください。
7.「検索方法を選択してください。」というメッセージが出てきます。
そこにはラジオボタンがあり、
「現在使用しているドライバよりさらに適したドライバを検索する 推奨」と
「特定の場所にあるすべてのドライバの一覧を作成し、インストールするドライバを選択する」があります。
ここでは、「特定の場所にあるすべてのドライバの一覧を作成し、インストールするドライバを選択する」を選んで、「次へ」を押してください。
8.次は、ハードウェアのモデルを選択してくださいというようなメッセージが出てきます。
ディスク使用を選択してください。
9.ダウンロードしたWDMドライバのフォルダの中にあるoemsetup.infを指定して、OKを押してください。
8.の画面に戻ってくるはずです。
10.「次へ」を押すと、
「ドライバのインストールをする準備ができました。」
というようなメッセージが出てきます。

ここから先はコンピュータからのメッセージを参考に進めてください。
「次へ」、「OKボタン」などを何回か押していくことで、
インストールが完了し、再起動がかかるはずです。
ドライバデータベースを更新しているために、いつもよりも起動に時間がかかります。

もしドライバが正常にインストールされた場合、
音声の音飛びはなくなるはずです。
サウンドも同時にいくつも出すことができるようになります。
もしドライバが正常にインストールされなかった場合、
音が出ない、ノイズだけが連続して聞こえてくる、
などのことがあることを確認しています。

 大変分かりにくい説明で申し訳ありません。
これでMaestroでの問題が解決することを願っています。
それでは失礼します。

 P.S. ドライバをダウンロードしたサイトについてですが、
他のバージョンのドライバもたくさんあります。
ftp://ftp.esstech.com.tw/PCIAudio/
こちらからたどることができます。


ページの最初に戻る

JARVI/ML Technical Digest Indexへ