交通バリアフリー法ガイドライン
古川愛子@東京都 2001/12/12
From: "Furukawa Aiko"
Subject: [jarvi:21966] 視覚障害者にとっての交通バリアフリー法ガイドラインの今後は?
Date: Wed, 12 Dec 2001 07:42:50 +0900
こんにちは、古川@東京です。
交通バリハフリー法が施行され、駅などの改装工事が進んでいます。
視覚障害者の具体的な意見はこれから反映されると聞いていました。
◆交通エコモ財団のホームページから、
http://www.ecomo.or.jp/gide/guide_10.html
・平成12年度
公共交通ターミナルにおける高齢者・障害者等の移動円滑化ガイドライン検討委員会
第8回小委員会が平成13年5月21日に 開かれ、事務局よりパブリックコメント結
果の概要及び新ガイドライン案について説明があり、
-------以下引用
1.位置づけ、進め方などについて
<視覚障害者の誘導の検討について>
●視覚障害者の移動支援方策について別途検討することになっているが、検討結果は
ガイドラインに反映されるのか?
→検討を通じて合意された事項については、ガイドラインに反映していく。
-------引用ここまで
と視覚障害者に関しての記述があります。また、エスカレーターについても、
-------以下引用
<エスカレーターについて>
● エスカレーターの参考図で、エスカレーターの前後に固定柵又は手すりを設置す
ることが望ましいとなっているが、そもそも手すりを設置する目的は何か。
● 松葉杖利用者にとっては、エスカレーター前後の手すりは非常に有効であり記載す
べきである。
● エスカレーター前後の手すりに点字で行き先やエスカレーターの方向を示せば、視
覚障害者も利用しやすくなるので、設置すべきである。
--------引用ここまで
との記述もあります。
そして、その後どうなったのかはホームページからは分かりません。
視覚障害者に関しては、8月に発表された「公共交通機関旅客施設の移動円滑化整備
ガイドライン」と原案に対するパブリック・コメントには、「別途検討する」という
項目が多かったように思います。
そして交通バリアフリー法が施行されると、エスカレーターの件だけでも、具体的に
は階段をつぶして点字ブロックを撤去して、そこに上下のエスカレーターを設置した
り、これから同じように改装する駅が多くあり、視覚障害者にとって以前よりも危険
な状況になっています。視覚障害者への「別途検討」はもうされたのでしょうか?ま
た、その検討事項はガイドラインに反映されているのでしょうか?
下記のURLは、現在の状況のURLです。
◆国土交通省ホームページ
<安心して移動できる社会を目指して>
― 交通バリアフリー ―
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/barrier/mokuji_.html
基本構想の提出状況 3市町村
(平成13年9月5日現在)
◆交通バリアフリー法に基づく基本構想作成に関するリンク
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/barrier/link_.html
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【お問い合わせ】は
国土交通省
都市・地域整備局
まちづくり推進課
電話03-5253-8406
===============================
交通エコモ財団のネットでは「皆さまの声」を受け付けています。
http://www.ecomo.or.jp/ent_seet_2.htm
視覚障害者にとっての駅のバリアフリーはどのように検討されているのでしょうか?
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