バリアフリーブック みえにくいってどんなこと? 『弱視者の人に出会う本』


浦口@共用品推進機構視覚情報障害者班 2001/2/11
From: uraguchi@muh.biglobe.ne.jp Subject: [jarvi:17419] 『弱視の人に出会う本』のご紹介 Date: Sun, 11 Feb 2001 00:25:20 +0900 浦口明徳@共用品推進機構視覚情報障害者班です。 ささやかですが同班では今まで弱視の問題に力を入れて活動してきました。 第1弾として『弱視者不便さ報告書』を発行しました。 これはこれで統計的な貴重なデータがつまっていますが、一般市民の人たちに弱視者 が日常生活で不便を感じていることを実感として理解していただけないものかと漫画 『弱視者のおばあちゃん まちを行く』をメインにした『弱視の人に出会う本』を第 2弾として小学館から世に送りだすことになりました。 ぜひ書店でお求めいただき、おもしろいと思われた方は他の人にもどんどん宣伝し て、社会への弱視者の存在のPRのご強力をお願いします。 班長の杉山雅章さん(日本点字図書館用具部)がストーリーを書いてそれをもとに漫 画家の人が絵とセリフになおしたものを、芳賀さんや班員でおかしな絵やセリフを見 つけては修正をお願いしてやっとできたました。 ストーリーの中だけで説明できないものはQ&Aコーナーで説明してヤマト運輸 (株)で働いている芳賀さんにも弱視者として2頁書いてもらいましたし、『弱視者 不便さ報告書』のエッセンスを6頁にまとめ、便利グッズの写真は4頁載せました。 最後の頁で森川さんにバリアフリーで締めくくってもらってあります。 欲目でしょうか、全体としてよくできているのではないかと思います。 バリアフリーブックということでEYEマークもついているのでEYEマークの関係 者としても私は嬉しいです。 ---- バリアフリーブック みえにくいってどんなこと? 『弱視者の人に出会う本』 編集:(財)共用品推進機構 監修:弱視者問題研究会 発行:小学館 発行日:2月20日 B5判変形114頁 定価:1200円+税 ISBN4−09−387329−1 内容: 1.漫画『弱視者のおばあちゃん まちを行く』(p3〜p88)   漫画『弱視の人をもっとよく知るために Q&Aコーナー』   (p89〜p98   原作:杉山雅章 まんが:西東栄一 2.見えにくいってどんなこと(p99〜p112)   ・わたしは弱視38年生です 文:芳賀優子   ・弱視の人たちの不便さについて 文:杉山雅章   ・見えにくい人たちのための強力お助けグッズ 構成・文:芳賀優子   ・バリアフリー社会をめざして 文:森川美和 取材協力:あさひ銀行・住友銀行・高島屋・日本点字図書館・ (株)大活字・便利グッズサロン ---- 共用品推進機構は月1回土曜の午後1時から5時まで池袋のメトロポリタンプラザ 10階の男女平等推進センター(電話03−5954−1015)で例会を開いてい ます。 視覚情報障害者班は5人前後で活動しています。 一緒に活動してみたいという方がいらっしゃいましたら、どうぞ見学に来てみてくだ さい。 2月は17日(土)に開催されます。 PS 以上、引用・転載は歓迎です。 ページの最初に戻る
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