>今回は、予想問題の解答&解説はないのでしょうか。 海外からの接続で返信が遅れて済みません。今から解説をすると このメールを読んだ人だけが有利になってしまいますので、解説は せず、解答のみお送りします。 1. 期待値と分散に関する問題 変量 x と変量 y ついて、x の期待値をE(x), y の期待値を E(y)とする。このとき x と y との和の期待値の和 E(x+y) についての記述のうち正しいものを全て挙げよ。 1 . x と y との和の期待値に等しい 2. 変量 x と変量 y ついて、x の期待値をE(x), y の期待値を E(y)とする。このとき x と y との和の分散は V(x+y)につい ての記述のうち正しいものを全て挙げよ 3. 和の分散と共分散によって決まる 3. 相関係数の記述について正しいものをすべて挙げよ 2. 散布図は描けても相関係数が計算できないことがある 3. 散布図の各点はひとつずつ別のデータである 5. 散布図が定まると相関係数は一意に定まる 4. 相関係数の記述について誤っているものを全て挙げよ 1. 相関係数から因果関係を考えることができる 5. x と y との相関係数について正しいものを全て挙げよ 1. 相関係数の最大値は 1 である 6 次の文章のうち正しいものを2つ挙げよ 1. 共分散が大きければ相関係数は大きくなる 済みません。問題を作り間違えました。正しい選択肢は1のみです。 7 次の中から相関係数を計算して意味のないものをすべて挙げよ つまり答え無しが正解 8 x と y との合成得点について、正しい記述を全て挙げよ これも答え無しが正解です 9 変数 x と y とのそれぞれから標本平均を引いた平均偏差ベクトルを考える。 このとき正しい記述を全て挙げよ 3 2 本の平均偏差ベクトルのなす角が相関係数である 10 9 変数 x と y とのそれぞれから標本平均を引いた平均偏差ベクトルを考える。 このとき正しい記述を全て挙げよ 1 x を 10 倍してから求めた相関係数は元の相関係数と変わらない 2 x を 10 倍し、かつ 100 を加えてから求めた相関係数は元の相関係数と変わらない 3 x を 10 倍し、y を 10000 倍してから求めた相関係数は元の相関係数と変わらない 4 x を 10 倍し、y を 0.001 倍しても相関係数は変わらない 11 2 本のベクトル x, y がありそのなす角が t であるとする。このとき y から x へ垂線を下ろして、その点を w とする。このとき正しい記述をすべて挙げよ 1 w はベクトル x 上にある 2 w の長さは y の長さになす角 t の余弦 cos t をかけたものである 3 線分 yw の長さはベクトル y の先端からベクトル x 上の各点への距離のうち最小の長さとなる 12 2 本のベクトルがあってそのなす角を t とすると x から y を予測するときの回帰式は、この 2 本のベクトルとなす角で表現できる。このとき余弦 cos t のことを何と呼ぶか。 4 相関係数 13 x と y という二つの変数があるとする。x から y を予測する場合と、y から x を予測する場合、その回帰係数について誤っているものを全て挙げよ。 1 x から y を予測する回帰式に出てくる回帰係数は y から x を予測する回帰式に出てくる回帰係数と同じである 2 x から y を予測する回帰式に出てくる回帰係数が分かっても y から x を予測する回帰式に出てくる回帰係数は計算できない。 3 x と y との相関係数が分かれば回帰係数は計算できる。 4 回帰係数と相関係数は同じものである これもすべて誤っていますので、全選択肢を挙げるのが正解です。 14 重回帰係数の記述のうち正しいものを全て挙げよ 1 それぞれの相関係数は重相関係数よりも小さいか、等しい 3 重相関係数を計算するためには重回帰係数を求める必要がある 15 二つの変量 x1 と x2 とから y を予測することを考える。このとき重相関係数とは次のうちのどれか 1 ベクトル y から x1 と x2 とで張られる空間へ垂線を下ろし、下ろした垂線の足で示されるベクトル y ハットとベクトル y とのなす角を重相関係数と言う。 3 y と x1 との相関係数が負であり、y と x2 との相関係数も負であれば重相関係数も負となる。 16 y, x1, x2, x3 という変数があり x1, x2, x3 から y を予測する重回帰分析を考える。偏回帰係数について正しい記述を選べ これも正解がありません。