- 一般に女性は三つの妄想を抱いている。 第一に、結婚が男を作り変えるだろうということ。
第二に、かつて自分を拒んだ恋人は、生涯失恋の痛手をこうむるだろうということ。
第三に、他の女達がその辺にいなくなりさえすれば、彼はやがて戻ってくるだろうということ。
byマイルトル・リード
- 女は深く見るが、男は遠くを見る。男にとっては世界が自分で、女にとっては自分が世界。
byグラッぺ「ドン・ジュアンとファウスト」
- 元始、女性は実に太陽であった。真心の人であった。今、女性は月である。
他によって生き、他の光によって輝き、病人のような蒼白い顔の月である。
by平塚雷鳥
- 醜い女はいない。ただ、どうすればかわいく見えるかを知らない女はいる。
byラ・ブリュイエール
- 女——それは男の活動にとって、大きなつまずきの石である。
女に恋しながら何かをするということは困難である。
だがここに、恋が妨げにならないたった一つの方法がある。それは恋する女と結婚することである。
byトルストイ
- 女の欠点を知ろうと思ったら、彼女の女友達の前で彼女を誉めてみることだ。
byフランクリン
- 女は自分の美点のために愛されることにときとして同意するが、
常に好むのは、自分の欠点のために愛してくれる人のほうだ。
byA・プレヴォ
- 女達は、なぜとか、どうしてとかいう事を抜きにして愛されることを願う。
可愛らしいとか、善良だとか、上品だとか、頭がいいとかいう理由ではなく、彼女らは彼女自身でありたいからだ。
byアミエル
- 女と猫は呼ばないときにやってくる。
byボードレール
- 二人の女を和合させるより、むしろ全ヨーロッパを和合させることのほうが容易であろう。
byルイ14世
- 美しい女は世間のもので、醜い女は君だけのもの。
byインドの諺
- 普通の倫理——この人は私を愛している。だが私には夫がいる。したがって彼を愛してはならない。
女性の倫理——私には夫がいる。したがって彼を愛してはならない。しかしこの人は私を愛している。
byレールモントフ
- 女は異国の土地である。どんな若い頃移住したとしても、
男はついにその習慣、その政治、その言葉を理解しないだろう。
byパット・モア
- つまらないことに熱情を感じてよく記憶していること、これが女の一番の特徴である。
数年前の友達と交わした世間話の中に出てきたこまごましたくだらないことをその気になればいつでも正確に話せるのである。
しかもやりきれないことに、女はいつでもその気になるのである。
byモーム
- 女というものは、自分の美貌のために犯される行為ならば、悪い行為でも許す。
byル・サージュ
- 着物を脱ぐ女性の美しさは、雲を貫く太陽のようだ。
byロダン
- 学問のある女性のたいていは、商品を全部ショーウィンドウに並べて、
店のほうを空っぽにしておく商人に似ている。
byオットー・ライクスナー
- 女性という貨幣は多くの悩みを癒す。もしもそれを、適度にそして適時に使用するならば。
byローガウ
- 愛している女は、男から愛されていないのではないかといつも恐れている。
愛していない女は、男から愛されているといつもうぬぼれている。
byディワイエ
- 女の推量は、男の確信よりもずっと確かである。
byキプリング
- 女の喜びは男のプライドを傷つけることである。
byバーナード・ショウ
- 女は男よりも利口である。というのも、女は知ることは少なく、理解することがより多いから。
byステファンズ
- 何も香水をつけていない女性が一番いい匂いがする。
byプラウトウス
- 女の最大の欠点は男のようになろうとすることにある。
byメストル
- 男は人生を知るのが早すぎるし、女は知るのが遅すぎる。
byワイルド
- 女が計算が大好きだ。自分の年齢を二で割り、自分のドレスの値段を倍にし、
夫の給料を三倍に言い、一番の女友達の年齢にいつも五を足すのである。
byマルセル・アシャール
- 一人の女の最高の10年間とはいつか?25歳と26歳の間である。
byリップ
- 私には女たちが象と同じように思える。眺めるのは好きだが、家に欲しいとは思わない。
byW・C・フィールズ
- 女は弱い男を支配するよりも、強い男に支配されたがる。
byヒトラー
- ほこりは羽より軽く、風はほこりより軽く、女は風より軽い。
byアルフレッド・ド・ミュッセ
- 女心は男心よりも清らかなものである。ただ男よりもよく変化するだけだ。
byハーフォード
- 女性はたとえ自分を愛する男が野獣のようなものであろうと、
愛され崇められれば無関心ではいられないものだ。
byゲオルギウ
- 女も凡庸な作家も、自画自賛するほどには世間から賞賛されない。
byヴォーヴォナグル
- 女性が鏡に映して自分を見るのは、自分の姿を見るためでなく、
自分がどんなふうに他人に見られるかを確かめるためだ。
byアンリ・ド・レニエ
- 女性は澄んだ鏡のようなもので、わずかに息を吹きかけただけでも曇る。
byヒッペル
- 命と引き換えに金を欲しがるのは強盗であるが、女はその両方とも欲しがる。
byバトラー
- 男の顔は履歴書、女の顔は請求書だ。
by藤本義一
- 女はたとえ百人の男にだまされても、百一人目の男を愛するだろう。
byキンケル
- 女性の全生涯は愛情の歴史である。
byアービング
- 「男女同権」とは、男の地位が女の地位まで上がったことなのです。
by太宰治
- 醜い女は我慢できるが、高慢な女は辛抱できない。
byナポレオン
- 翻訳は女性のようなものである。
美しければ忠実じゃないし、忠実であれば、きっと美しくない。
byポーランドの諺
- 現実よりも記憶の中の女のほうが美しい。
by落合惠子
- 女は大きな危害は許すが、小さい侮辱は決して忘れない。
byT・ハリバートン
- 女とは驚くべき存在だ。なにも考えていないか、別の事を考えているか、そのどちらかだ。
byデュマ
- 美女ははるか昔から、少し愚かでもよいという特権を持っている。
byハーン夫人
- 女が付属品を棄てるとどうしてこんなにも美しくなるのだろうか。
by高村光太郎
- 弱き者よ、汝の名は女。
byシェークスピア
- 女性が弱いというのは嘘である。
世の中に何が強いと言って、無神経な事ほど強いことはない。
by亀井勝一郎
- 女は男より簡単に泣く。しかも自分を泣かせたことについて男より長く覚えている。
byレニエ
- なぜ美人はいつもつまらぬ男と結婚するのだろう。
賢い男は美人と結婚しないからだ。
byサモセット・モーム
- 私は私が男でないことを嬉しく思います。男だったら、私は女と結婚しなければなりませんもの。
byスタール夫人
- 現代の女性は、あらゆることを理解する。ただ、自分の亭主のことだけは理解しない。
byワイルド
- 女は素晴らしい楽器である。恋がその弓で、男がその演奏者である。
byスタンダール
- 三つのものが強く女を動かす。利害と快楽と虚栄とである。
byディドロ
- もっとも驚くべき記憶力は恋する女の記憶力である。
byモーロア
- 女をだますのは昔ほどたやすくない。
byJ・G・サーバー
- もし神が女性に男性を支配させたいと考えていたなら、神はアダムの頭から女性を創ったであろう。
また、もし神が女性を男性の奴隷にしようと考えていたなら、アダムの足から女性を作ったであろう。
だが、神はアダムのわき腹から女性を創り給うた。
byアウグスチヌス
- 女は愛されることを求め、理解されることを求めない。
byワイルド
- 女が衣服を身に着けるのは、それを脱ぐためである。
byジョージ・ムーア
- 若い女は美しい。しかし、老いた女はもっと美しい。
byホイットマン
- 美しい女にはやがて飽きがくる。善良な女には決して飽きはこない。
byモンテーニュ
- 男がどんな理屈を並べても、女の涙一滴にはかなわない。
byボルテール
- 人は女に生まれない。女になるのだ。
byボーヴォワール
- 女心はどんなに悲しみで一杯になっても、お世辞や恋を受け入れる片隅がどこかに残っているものだ。
byマリヴォー