女の格言

  1. 一般に女性は三つの妄想を抱いている。 第一に、結婚が男を作り変えるだろうということ。 第二に、かつて自分を拒んだ恋人は、生涯失恋の痛手をこうむるだろうということ。 第三に、他の女達がその辺にいなくなりさえすれば、彼はやがて戻ってくるだろうということ。 byマイルトル・リード
  2. 女は深く見るが、男は遠くを見る。男にとっては世界が自分で、女にとっては自分が世界。 byグラッぺ「ドン・ジュアンとファウスト」
  3. 元始、女性は実に太陽であった。真心の人であった。今、女性は月である。 他によって生き、他の光によって輝き、病人のような蒼白い顔の月である。 by平塚雷鳥
  4. 醜い女はいない。ただ、どうすればかわいく見えるかを知らない女はいる。 byラ・ブリュイエール
  5. 女——それは男の活動にとって、大きなつまずきの石である。 女に恋しながら何かをするということは困難である。 だがここに、恋が妨げにならないたった一つの方法がある。それは恋する女と結婚することである。 byトルストイ
  6. 女の欠点を知ろうと思ったら、彼女の女友達の前で彼女を誉めてみることだ。 byフランクリン
  7. 女は自分の美点のために愛されることにときとして同意するが、 常に好むのは、自分の欠点のために愛してくれる人のほうだ。 byA・プレヴォ
  8. 女達は、なぜとか、どうしてとかいう事を抜きにして愛されることを願う。 可愛らしいとか、善良だとか、上品だとか、頭がいいとかいう理由ではなく、彼女らは彼女自身でありたいからだ。 byアミエル
  9. 女と猫は呼ばないときにやってくる。 byボードレール
  10. 二人の女を和合させるより、むしろ全ヨーロッパを和合させることのほうが容易であろう。 byルイ14世
  11. 美しい女は世間のもので、醜い女は君だけのもの。 byインドの諺
  12. 普通の倫理——この人は私を愛している。だが私には夫がいる。したがって彼を愛してはならない。 女性の倫理——私には夫がいる。したがって彼を愛してはならない。しかしこの人は私を愛している。 byレールモントフ
  13. 女は異国の土地である。どんな若い頃移住したとしても、 男はついにその習慣、その政治、その言葉を理解しないだろう。 byパット・モア
  14. つまらないことに熱情を感じてよく記憶していること、これが女の一番の特徴である。 数年前の友達と交わした世間話の中に出てきたこまごましたくだらないことをその気になればいつでも正確に話せるのである。 しかもやりきれないことに、女はいつでもその気になるのである。 byモーム
  15. 女というものは、自分の美貌のために犯される行為ならば、悪い行為でも許す。 byル・サージュ
  16. 着物を脱ぐ女性の美しさは、雲を貫く太陽のようだ。 byロダン
  17. 学問のある女性のたいていは、商品を全部ショーウィンドウに並べて、 店のほうを空っぽにしておく商人に似ている。 byオットー・ライクスナー
  18. 女性という貨幣は多くの悩みを癒す。もしもそれを、適度にそして適時に使用するならば。 byローガウ
  19. 愛している女は、男から愛されていないのではないかといつも恐れている。 愛していない女は、男から愛されているといつもうぬぼれている。 byディワイエ
  20. 女の推量は、男の確信よりもずっと確かである。 byキプリング
  21. 女の喜びは男のプライドを傷つけることである。 byバーナード・ショウ
  22. 女は男よりも利口である。というのも、女は知ることは少なく、理解することがより多いから。 byステファンズ
  23. 何も香水をつけていない女性が一番いい匂いがする。 byプラウトウス
  24. 女の最大の欠点は男のようになろうとすることにある。 byメストル
  25. 男は人生を知るのが早すぎるし、女は知るのが遅すぎる。 byワイルド
  26. 女が計算が大好きだ。自分の年齢を二で割り、自分のドレスの値段を倍にし、 夫の給料を三倍に言い、一番の女友達の年齢にいつも五を足すのである。 byマルセル・アシャール
  27. 一人の女の最高の10年間とはいつか?25歳と26歳の間である。 byリップ
  28. 私には女たちが象と同じように思える。眺めるのは好きだが、家に欲しいとは思わない。 byW・C・フィールズ
  29. 女は弱い男を支配するよりも、強い男に支配されたがる。 byヒトラー
  30. ほこりは羽より軽く、風はほこりより軽く、女は風より軽い。 byアルフレッド・ド・ミュッセ
  31. 女心は男心よりも清らかなものである。ただ男よりもよく変化するだけだ。 byハーフォード
  32. 女性はたとえ自分を愛する男が野獣のようなものであろうと、 愛され崇められれば無関心ではいられないものだ。 byゲオルギウ
  33. 女も凡庸な作家も、自画自賛するほどには世間から賞賛されない。 byヴォーヴォナグル
  34. 女性が鏡に映して自分を見るのは、自分の姿を見るためでなく、 自分がどんなふうに他人に見られるかを確かめるためだ。 byアンリ・ド・レニエ
  35. 女性は澄んだ鏡のようなもので、わずかに息を吹きかけただけでも曇る。 byヒッペル
  36. 命と引き換えに金を欲しがるのは強盗であるが、女はその両方とも欲しがる。 byバトラー
  37. 男の顔は履歴書、女の顔は請求書だ。 by藤本義一
  38. 女はたとえ百人の男にだまされても、百一人目の男を愛するだろう。 byキンケル
  39. 女性の全生涯は愛情の歴史である。 byアービング
  40. 「男女同権」とは、男の地位が女の地位まで上がったことなのです。 by太宰治
  41. 醜い女は我慢できるが、高慢な女は辛抱できない。 byナポレオン
  42. 翻訳は女性のようなものである。 美しければ忠実じゃないし、忠実であれば、きっと美しくない。 byポーランドの諺
  43. 現実よりも記憶の中の女のほうが美しい。 by落合惠子
  44. 女は大きな危害は許すが、小さい侮辱は決して忘れない。 byT・ハリバートン
  45. 女とは驚くべき存在だ。なにも考えていないか、別の事を考えているか、そのどちらかだ。 byデュマ
  46. 美女ははるか昔から、少し愚かでもよいという特権を持っている。 byハーン夫人
  47. 女が付属品を棄てるとどうしてこんなにも美しくなるのだろうか。 by高村光太郎
  48. 弱き者よ、汝の名は女。 byシェークスピア
  49. 女性が弱いというのは嘘である。 世の中に何が強いと言って、無神経な事ほど強いことはない。 by亀井勝一郎
  50. 女は男より簡単に泣く。しかも自分を泣かせたことについて男より長く覚えている。 byレニエ
  51. なぜ美人はいつもつまらぬ男と結婚するのだろう。 賢い男は美人と結婚しないからだ。 byサモセット・モーム
  52. 私は私が男でないことを嬉しく思います。男だったら、私は女と結婚しなければなりませんもの。 byスタール夫人
  53. 現代の女性は、あらゆることを理解する。ただ、自分の亭主のことだけは理解しない。 byワイルド
  54. 女は素晴らしい楽器である。恋がその弓で、男がその演奏者である。 byスタンダール
  55. 三つのものが強く女を動かす。利害と快楽と虚栄とである。 byディドロ
  56. もっとも驚くべき記憶力は恋する女の記憶力である。 byモーロア
  57. 女をだますのは昔ほどたやすくない。 byJ・G・サーバー
  58. もし神が女性に男性を支配させたいと考えていたなら、神はアダムの頭から女性を創ったであろう。 また、もし神が女性を男性の奴隷にしようと考えていたなら、アダムの足から女性を作ったであろう。 だが、神はアダムのわき腹から女性を創り給うた。 byアウグスチヌス
  59. 女は愛されることを求め、理解されることを求めない。 byワイルド
  60. 女が衣服を身に着けるのは、それを脱ぐためである。 byジョージ・ムーア
  61. 若い女は美しい。しかし、老いた女はもっと美しい。 byホイットマン
  62. 美しい女にはやがて飽きがくる。善良な女には決して飽きはこない。 byモンテーニュ
  63. 男がどんな理屈を並べても、女の涙一滴にはかなわない。 byボルテール
  64. 人は女に生まれない。女になるのだ。 byボーヴォワール
  65. 女心はどんなに悲しみで一杯になっても、お世辞や恋を受け入れる片隅がどこかに残っているものだ。 byマリヴォー