文書は「タイトル」あるいは「件名」を持つ。 HTML にもタイトルが常に必要となる。 タイトルはその名の通りtitle要素で表す。 また、タイトルはその HTML 文書に関する情報であるので,head 要素の内容になる。
(例)
<html ...> <head><title>
文書のタイトル</title>
</head> <body> ...
タイトルはブックマークや検索サイトの結果表示にも使われる。 従って「他の人がタイトルだけを見ても文書の内容が分かる」ようにタイトルをつけるべきである。
この例で分かるように,HTML では要素の中にほかの要素が次々と入れ子になって, 文書全体が木のような構造となっている。 外側の要素を「親要素」、内側の要素を「子要素」といい、 一番の親にあたる html 要素を「ルート要素」という (html要素以外の全ての要素は、必ず1つだけ親要素を持つ)。 開始タグと終了タグを正しく対応させて木の構造をきちんと表現することが、 利用者が扱いやすい HTML のためには重要である。