2010年度前期開講
生物学特論A」(分類系統学II)
ホームページ

東京女子大学のトップページ   情報処理センターのページ   東京女子大学の Gmail のページ   東京女子大学の図書館のページ   浅川のホームページ

生物学特論A(分類系統学II)またの名を「数理生物学」と申します。

なぜ数理生物学なのかと申しますと,東京女子大学当局からこの科目の講義 依頼を受けた時には,「数理生物学」でお願いします,と言われたからです。 以来,私は数理生物学という授業を担当するものだとばかり思っていました。 他意はありません。とりあげる内容はシラバスに書いたとおりです。

授業の基本情報

  1. 科目名:生物学特論A
  2. 合同授業・共通授業:分類系統学II
  3. 科目区分:数理科学科情報理学専攻
  4. 履修年次:2,3,4
  5. 担当者:浅川伸一(あさかわしんいち)asakawa@ieee.org
  6. 開講期:前期
  7. 授業用メーリングリスト:mathbio2010@ml.twcu.ac.jp
  8. 要求される知識
    • PCに関する知識:あればあった方がよいですが, PCに嫌悪感を持っていない程度でよいです。
    • プログラミングに関する知識:まったく不要
    • 数学に関する知識:大学一年生のごく初歩レベル
  9. その他必要とされるもの:お昼ご飯を食べたあとなので,眠くなってしまう。だから, 絶対に寝ないぞという堅い決意(^^)
  10. オフィスアワー:水曜3限,木曜3限。特にこの時間に限りません。 手が空いていればいつでも質問や疑問に答えます。気軽に声をかけてください。

シラバス情報

気になる成績の評価について

シラバスでは,わざとボカして書き,明確な成績の付け方を書きませんでしたが, ここに具体的な評価方法を書きます。

まず,毎回,出席するようにしてください。 そして,毎回授業に積極的に参加したんだ,という証拠を見せてください。 具体的には,簡単なレポートや, その代わりになるものを提出してもらおうかと思っています (授業はできる限りわかりやすいように工夫するつもりです, 説明が分かりにくかったり,進度が速過ぎると思ったり, 実習についていけなかったりしたら,遠慮なく申し出てください。 その申し出によって評価が下がるということは一切ないと約束します)。 課題レポートは,授業に参加していなければ書けないような, それでいて,授業にマジメに参加していれば, 簡単に書けるような楽勝な課題が理想だと思っています。 (だって,他の授業もあるし,サークル活動だってあるし, 就職活動をする人だっているだろうし, 大学院に進学する人だったら受験勉強しなくっちゃいけないだろうし, バイトだってあるだろうし,デートもしたいだろうし, 大学生ってけっこう大変ぢゃないですか。その辺は理解しているつもり)。

必要な情報はほとんど Web 化して公開するようにしますので (自宅で自習できるように全世界に公開します), 欠席しても困らないようにはしようと思っています。 でも,休まれるととても悲しいです。 いつもみなさんの笑顔がみれればとってもうれしいのです。 できるだけ早くみんなの顔と名前が一致するように努力します。 でも,最近老化のせいか, 物覚えが悪くってなかなか人の名前が覚えられません。ゴメンねー。

授業ではコンピュータによる実習を行います。 配布されたプログラムを使って, いろいろ遊んでみることは, この分野の重要な概念を理解するためにはとても大切なことです。 だから, 「私はこんなふうにして配布されたプログラムを使って遊んでみました」的な 報告をするような課題レポートにしようかしらん, と思っています(今のところはね)。 明るく楽しくマジメに授業しようと思っていますので,協力してください。

マジメに参加してくれた人は,全員「S」評価をつけたいと思います。 ですが,大学当局からの勧告で,全員を S にすることは禁止されています。 全員熱心に参加してくれたのなら全員 S でいいじゃないか,って思いますが, そこは悲しきヒラ教員(T_T)。私一人がそんなことを言ったって, 大学の評価基準は変わりません。 ですから,全員 S にすることはできないのです。 何らかの形で差をつけないといけないのです。ご理解ください。 これから 7 月 23 日まで,全部で 14 回授業がありますが, 14 回マジメに取り組んでくれた人は S になるようにしたいと思っています。 具体的な腹案としては,

  1. 1 回の課題レポートが 5 点。全部で 14 回あるから 5×14=70 点。 それにちょっとした調べものをしてもらって,それに自分の意見を添えて提出。 それが 2 回(中間,期末)で各 15 点づつ。計 100 点満点で評価。
  2. 100÷14=7.1428 なので,課題レポート 1 回当たり 7.15 点。 計 100.1 点満点で評価
  3. 課題レポート 1 回当たり 2.86 点。2.86×14=40.04 点。 中間,期末レポートが各 30 点ずつで 60 点。計 100.04 満点で評価。

どれがいいと思いますか? 1 を採用するとすれば 2 に比べて毎回の課題レポートの評価は軽くなります。 その分,やむを得ず欠席してしまった人にはばん回のチャンスが与えられるわけです。 2 にすると完璧に出席重視,ということになります。 3 にすると,逆にレポート重視。極端な話, 一回も出席レポートを提出していなくても,中間,期末レポートを頑張れば 最低限の成績はつく,ということになります。 どれにした方が良いものか,ちょっと悩んでいます。で,この点数を元に

素点評価
90点以上S
80点以上A
70点以上B
60点以上C
それ未満F

ということにしようかな,と(今のところは)思っています。 いや,もっと良い評価方法があるぞ, という情報を知っていれば(あるいは, ある先生はこうやって評価すると言っていた, その方が公平でわかりやすい,などなど)教えてください。

2010 年 4 月 16 日追記:今日の授業で話し合った結果,1 の 1 回の課題レポートが 5 点。全部で 14 回あるから 5 × 14 = 70 点。 それにちょっとした調べものをしてもらって,それに自分の意見を添えて提出。 それが 2 回(中間,期末)で各 15 点づつ。計 100 点満点で評価,に決定しました。

自宅のWindows PCで自習するために

JDK にしても,Cygwin にしても,情報処理教室の Macintosh 環境では インストールする必要はありません。どちらをインストールするにしても, Windows では一般ユーザ権限ではインストールできないことになっています。 管理者権限が必要になるので,まずは管理者アカウントになるを読んでください。

JDK は第一回目の授業から必要になりますので,早めに自宅のPCにインストールしてください。

Cygwin は最後の数回で使用する予定です。急いでインストールする必要はありません。

実習の仕方

授業予定

雑学的知識