第108回月例ロービジョン研究会
小田浩一, 2008/6/14
1. 概要
- 日 時:2008年6月14日 (土) 13:00-19:00
- 場 所:東京女子大学#8408コミュニケーション学科談話室
- 参加者:(敬称略五十音順)
- 麻野井千尋@NAT・東京女子大学
- 阿佐宏一郎@横浜国立大学環境情報学府博士課程
- 新井千賀子@杏林アイセンター
- 岡島喜謙@筑波大学理療科教員養成施設
- 尾形真樹@杏林アイセンター・東京ライトハウス
- 小田浩一@東京女子大学・東京ライトハウス
- 川嶋英嗣@愛知淑徳大学・医療福祉研究科・コミュニケーション障害学専攻・視覚科学コース&東京ライトハウス
- 小林章@国立身体障害者リハビリテーションセンター学院視覚障害学科・東京ライトハウス
- 小林巌@東京学芸大学
- 坂口誠@悠学塾
- 清水美知子@東京ライトハウス
- 鈴木理子@井上眼科(夜の会から参加)
- 仲泊聡@国立身体障害者リハビリテーションセンター
- 中村仁美@東京女子大学大学院/駿河台日大病院眼科
- 御園政光@KGS・東京女子大学大学院(skype参加)
- 宮下佳子@パルテノン多摩/財団法人多摩市文化振興財団
- 三輪まり枝@国立身体障害者リハビリテーションセンター
- 茂手木寛子@NPO法人スタジオIL文京(夜の会から参加)
- 山口えり@東京女子大学コミュニケーション学科
- 山口成志@タイムズコーポレーション
- 山中今日子@東京女子大学コミュニケーション学科
- 山中幸宏@アサクラメガネ
- 山本百合子@フォントデザイナ(夜の会から参加)
- 山田明子@国立身体障害者リハビリテーションセンター
* 東京ライトハウスは、視覚障害のある人への新しいサービスを模索・実施するNPOです。
2. プログラム
以下のような演題が発表されています。
また、19時からは、大学正門前のペーパーバンで夕食会が開催されます。夜からの参加も歓迎します!
- 尾形真樹@杏林アイセンター・東京ライトハウス
「強度の乱視がReadingに及ぼす影響」
シミュレーションで行いつつある実験についての中間報告
- 山口成志@タイムズコーポレーション
「センスビューの後継機種、遠近両用のデュオ M430」
遠方部分を付加したもの、遠方はマニュアルフォーカス、撮影・メモリしてから拡大してスキャンする(発売時期・価格は未定、まだオンラインカタログもありません)。他にもいろいろあるんですが、今はなんだかはっきり言えないことばかりですみません。
「網膜投影式遠方視エイド」
小林章さんが持ち込んだ実機で説明した。光学系をバイパスできるので効果の高いロービジョンの人もあるが、
サイズ、価格、画素数、画面サイズなど、いろいろな点で製品としては苦戦中。
実は、あるメーカが網膜投影型の小型の装置を作っていて、いまコンサルをしているところです。
- 山田明子@国立身体障害者リハビリテーションセンター
「ウートフ症候という変動の大きな視力障害について」
脱髄性疾患による急性の体温変化をおもなう視力低下(MSなどで起こることが知られる)のがUhtoff現象。
あるケースについて、体温と視力低下の関係についてデータをとりました。
- 仲泊聡@国立身体障害者リハビリテーションセンター
「ARVOから:遺伝子治療がホットになって来た」
- 阿佐宏一郎@横浜国立大学環境情報学府博士課程
「単語探索への文字サイズの影響」
読み評価の結果から、単語探索課題の成績を推定できるのだろうか?(Vision 2008で発表予定の内容について)
- 川嶋英嗣@愛知淑徳大学&東京ライトハウス
「How does field of view affect reading performance?」
Vision 2008で発表予定の内容について
- 小林章@国立身体障害者リハビリテーションセンター学院視覚障害学科&東京ライトハウス
「SSC社の P7という12Wのとても明るいLEDライト」
恐らく、LEDライトに対する認識が一新
- 新井千賀子@杏林アイセンター
「眼鏡とエイドの工夫の一例」
杏林とアサクラ眼鏡のコラボ
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